8月15日朝
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
リリカ
愛沙
リリカ
愛沙
リリカ
愛沙
リリカ
リリカ
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
三ツ谷
マイキー
マイキー
ドラケン
マイキー
千冬
バジ
愛沙
バジ
愛沙
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
愛沙
バジ
愛沙
三ツ谷
8月15日午後12時30分くらい
愛沙
バジ
愛沙
バジ
愛沙
バジ
愛沙
バジ
愛沙
バジ
愛沙
バジ
愛沙
バジ
愛沙
バジ
バジ
愛沙
愛沙
バジ
愛沙
バジ
猫を撫でながらバジはふてぶてしく 呟いた
黒猫
逃げ出した猫の
バジ
あとを追いかけて飛び込んで しまったのは
赤に変わった
愛沙
信
号
機
愛沙
通ったトラックがバジを引きずって 泣き叫ぶ
愛沙
血しぶきの色バジの香りと混ざり あってむせ返った
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
夏の水色かき回すような蝉の音に
全てくらんだ
⏰ジリリジリリ
愛沙
愛沙
愛沙
リリカ
リリカ
愛沙
愛沙
リリカ
バジ
バジ
愛沙
愛沙
8月14日午後12時すぎた頃
やけにうるさい蝉の声覚えていた
愛沙
バジ
愛沙
バジ
愛沙
バジ
愛沙
愛沙
バジ
愛沙
道に抜けた時周りの人は上を見上げ 口を開けていた
愛沙
バジ
落下してきた鉄柱が バジを貫いて
突き刺さる
愛沙
黒猫
わざとらしい黒猫が嘘じゃないぞ と嗤ってる
眩む視界の中バジは笑ってるような 気がした
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
黒猫
愛沙
黒猫
愛沙
黒猫
黒猫
君次第だね
黒猫
バジ
バジ
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
愛沙
バジ
バジを押しのけ飛び込んだ
瞬間トラックに
ぶち当たる
血しぶきの色
バジの瞳と軋む体に乱反射した
黒猫
愛沙
実によくある夏の日の向こう
そんな何かが
ここで終わった
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