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なんでそいつを引き止めたのかは分からない
でも自分の心に何かが引っかかった
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🩵と名乗ったそいつは俺を見てずっと怯えていた 人見知り…なのかな?
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🩵ちゃん?そこで何してるのー?
🩵
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🩵は友達らしき人物に名前を呼ばれて行ってしまった
だから仕方なく俺は教室に戻って帰る準備をしようと思った
教室に着いた俺は自分の席へと向かった
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自分の席に向かったはいいものの そこには知らない人の鞄が置いてあった
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俺は置かれた鞄の中に入っていた国語の教科書に目を通した
黄野(キノ) 💛
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わざわざ職員室に付き添ってくれてありがとうございます! 全然!僕もちょうど先生に用があったから!
ガラガラガラ
教科書に書かれた人物について考えていると突然教室の扉が開いた
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🩵
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🩵
💛
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💛
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さっきから話が噛み合ってない気がした
過去の世界に行けるらしいよ!
嫌な予感がした
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🩵
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どうやらここは10年前の世界らしい
俺はあの鏡で本当に過去の世界に来ちゃったんだ
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あれから俺は教室を飛び出して またこの屋上の鏡までやってきた
来た時みたいに鏡に入れないか必死に試したがダメだった
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…あの
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🩵
誰かがやってきたかと思えば🩵だった
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🩵
🩵は俯いたままモジモジしている
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🩵
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🩵の意外な誘いに俺は唖然とした
🩵
どうやら🩵は俺が何か事情を持った訳あり少年だと思っているらしい
まあ実際そうなんだけど
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この誘いに乗るかは迷った だって🩵とは初対面だしいきなり家に上がるのはなんだか気が引けた
でもこのままここにいてもどうせ帰れないし野宿する羽目になる
それなら仕方ない
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🩵
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🩵
実は未来の世界から来ましたなんて言ったら絶対話がややこしくなる
だから俺は上手く勘違いしてくれた🩵の話に便乗する事にした
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🩵
こうして俺はとりあえず今日1日🩵の家に泊めてもらうことにした
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🩵
帰り道 お互い初対面だし話すことも無い為無言
正直すごく気まずい
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この沈黙と気まずさに耐えきれなくなった俺はとりあえず思いついた話題を話し始めた
🩵
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結局、お互いそれ以上会話することも無く🩵の家についた
🩵
🩵まま
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🩵
🩵まま
🩵
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🩵のお母さんはおっとりしていて いかにも優しそうな人だった
🩵
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🩵まま