コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
クリスマス当日。遂に問題は起こった。
クリスマスは、2人でアイススケートを楽しむことになった。
暖かい飲み物を飲んでいたら急に君が咳き込んだ。
その瞬間、癌のことが頭をよぎる。
君は吐血して倒れた。
その後のことは全く覚えていない。
気づけば私は病院にいて、君は手術を受けていた。
ずっと震えていた。
もしかしたら君が死んでしまうかもしれないと考えては、
ただ医師が出てくるのを待っていた。
既に深夜の3時をまわっている。
どうしてまだ医師は出てこないのか?
もしかして……
なんて事を考えて、焦りと不安が積もる。
ようやく医師が出てきて私は駆け寄った。
医師
安心して腰が抜ける。
今までの焦りや不安、絶望感が涙となって溢れてくる。
医師
癌のことを思い出す。
医師
医師
医師
一気に天国から地獄へと突き落とされる。
医師
医師
医師の話はこうだった。
今までの治療は、癌の進行を遅めるためのものだったということ
しかし、それに対し癌は早く進行してしまったため、治療が追いつかなくなったこと。
だから、あと1年も2年も余命があるかも分からないということ
話を聞きながら、頭では理解しているのに、感情が追いつかなくて。
ただただ目の前の状況に絶望していた。