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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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くるりんぱ

やほやほー

くるりんぱ

くるりんぱだよ

くるりんぱ

皆さん考察ありがとうございます!

くるりんぱ

皆さんの考察見て楽しませてもらってます!

くるりんぱ

でももう皆さんの考察見れないとか最悪…泣

くるりんぱ

それでは気になる続きへ…!

ya.

目の前の死と兄の花

jp.

let's go!

ya.

っ"…はぁ…はぁ…

ya.

ケホッケホッ

ya.

はぁっ…はぁっ…ポロポロ

床に横たわって

ふと壁に掛かった時計を見る

もう朝の10時をまわっていた

どうやらあれから 8時間は経ってるらしい

ya.

ケホッケホッぅぅ…ポロポロ

ずっと嘔いていたからだろう

口の中が血でいっぱいだった

喉が痛い

頭も痛かった

身体に力が入らない

ya.

ぅ"っ…!?

まただ

ya.

あ"ぁっ、ぅえ"っゴホッカヒュッぇ"ぁ…!

嘔吐物と一緒に

真っ赤な液が床に落ちる

ya.

っ"ゲホッゴホッカヒュッぁ"あっ…ポロポロ

何度もこれを繰り返していた

えと姉は病院で家にはおらず

力が入らないので 誰かに連絡も出来ない

ya.

はぁ…っ…ポロポロ

ya.

も…、やぁ…ポロポロ

ya.

た…す、てぇ…

ya.

だれ…か、ぁ…ポロポロ

ピンポーン

ya.

<ゆあんくーん

<そろそろ起きろよ!

うりとひろくんの声が聞こえる

ya.

ぁ……、ポロポロ

ya.

た…すけて…

ya.

う…りぃ…ポロポロ

ya.

ひ…ろく…ポロポロ

<ゆあんー?

声が近づいたり遠くなったりを 繰り返す

ya.

っ…ぁ…、

ガチャッ

ur.

ゆあーん?

hr.

大丈…

ur.

え…?

hr.

ゆ、ゆあんくん?!

ur.

どうした!?

うりが俺の身体を起こす

何故か感覚がない

そんな言葉が頭を突く

ふわふわした感覚になる

焦った顔でうりが話しかけてくる

でももう

何を言ってるのかも

わからない

数時間前

et.

はぁ…

et.

アホ直貴

et.

いい加減起きろ…

ur.

直貴さーん?

hr.

起きろ~

no.

……、

et.

いつまで待たせんだよ~…

ur.

っ…

hr.

いい加減にしろっ…

et.

直貴…

その日その時

僕に聞こえた声

うっすら目を開けると

窓枠に一輪の花

あの花の花言葉は

「慰め」「感謝」

そして

「喜び」

自分の目覚めを 祝うかのような花で嬉しかった

ur.

…?

hr.

直貴さん…?

no.

…はい…、?

et.

ぇ…?

no.

ガバッ

ur.

ぇ、ちょっ…

hr.

そんなに勢いよく起き上がったら…

no.

ここは…?

ur.

病院だけど…

hr.

はぁ…起きたのはいいんだけどさ

ur.

元気そう…だな

no.

寝過ぎたのかもしれないです

et.

でもよかったぁ…

et.

ほんとにこのまま目が覚めないかと…

no.

ケンカ強い僕がこんなので死ぬはずないでしょ?w

hr.

関係ないだろ…

ur.

まじふざけんな

no.

ふざけてないんですが?

et.

とにかく先生呼んでくるからそこで大人しく待ってろクズ!

no.

起きたばっかりなのに辛辣…

それから検査を行って

色々していたら 昼過ぎになってしまった

no.

疲れたー…

et.

あんなに寝てたのに…?

no.

それとこれとは話が別

et.

別じゃねぇよ

no.

何でそんなに当たり強いの…

et.

心配させたから

no.

え、優しい

et.

あと顔がイケメンでムカつく

no.

僕は褒められてるのだろうか

et.

はぁ…

et.

でもほんとによかった…

et.

ゆあん早く来ないかな…

no.

ゆあんは今どこに?

et.

家じゃない?

et.

でも最近好きな子に振られた?らしくて

no.

へぇ~…

no.

ドンマイだな

et.

うりたちが今呼びに行ってる

no.

そうなんだ

no.

早く来ないかな~

et.

ほんとにあんたさっきまで意識不明の重体だったの…?

no.

僕もそうは思えない

ピンポーン

ur.

出ねぇ…

何度もインターホンを押すが

一向に出てくる気配がない

hr.

ゆあんくーん!

ur.

開けろ~!!

ガチャッ

ur.

え…?

hr.

開いてる…

あいつ不用心にも程があるだろ…

と心の中で思う

ur.

……、

何故だろう

なんだか嫌な予感がする

hr.

ねぇ…うり…?

ur.

ん…?

hr.

俺…すっごい嫌な予感するんだけど

どうやらひろくんも そう思ってるらしい

ur.

入るか…?

hr.

うん

ur.

……、

hr.

居ない…?

ur.

部屋じゃね…?

hr.

あぁ~…

ur.

ここだっけ…?

hr.

うん!確かね…

hr.

ゆあんくんー?

ur.

ゆあーん?

ur.

開けるぞー?

ur.

ゆあーん?

hr.

大丈…

ur.

え…?

扉を開けるとそこには

床に倒れているゆあんがいた

hr.

ゆ、ゆあんくん?!

ur.

どうした!?

そう言ってゆあんの身体を起こす

ur.

ゆあん!

hr.

大丈夫?!

周りを見ると

恐らくゆあんが戻したであろう

嘔吐物とそれに血が混ざったものが

恐ろしいくらいに床にある

ur.

っ…

ur.

俺救急車呼ぶ!

ur.

ひろくんはゆあん見といて!

hr.

う、うん…!

急いで救急車を呼ぶ

後15分程度で着くと言われた

ur.

ひろくん救急車後15分くらいで…

hr.

う、うりっ!!

ひろくんが切迫した顔で俺を見る

ur.

なにっ…?

hr.

ゆあんくんが…!

hr.

気失っちゃって

hr.

どうしよう…!

ur.

っ…わ、わかってる!

ur.

救急車もう少しで…!

もう少しでくると言いかけて思う

果たして15分は早いのだろうか?

ur.

ひろくん…

hr.

ur.

るな呼べ…

大学生の知り合いの名前を出す

hr.

…!

hr.

分かった!

知り合いは驚くほど早かった

15分の救急車に対して約5分で来た

rn.

もう少しでつきます!

ur.

ありがと…るな…

rn.

いえいえ…!

rn.

そんなことよりゆあんくんしっかり見てて下さいよ…!

hr.

うん…

ur.

ほんとに助かった…ありがとう…

何度もお礼を言うと

rn.

お礼言うの早いです…

rn.

まだゆあんくんを病院に届けてません…!

心の広い人だと心の中で思う

約5分くらいすると

rn.

つきました…!

hr.

るなさんマジありがと!

ur.

行ってくる!

rn.

はい!

rn.

その代わり今度ご飯奢って下さい

ur.

……、

hr.

じゃーね…

rn.

え…?!ちょっと…!

hr.

嘘だよw

ur.

高級焼肉行こうぜ

ur.

ゆあんも誘って

hr.

いいね!

ur.

ひろくんの奢りで

hr.

は…?

rn.

いいですね!

rn.

るなはとりあえず車とめてきます!

rn.

先行ってて下さい!

ur.

了解!

一言残して俺たちは車を出た

あんなことになるなんて

頭の何処にも入っていなかった

どうして

一生懸命頑張ってる奴が

いつもいつも…

苦しい思いをするのだろうか

あいつは何も悪くないのに

ただの…

ごく普通の男子高校生だ

まだまだやりたい事だって

たくさんあるだろうに

あの日

ゆあんが巻き込まれたあの事件

あんな事に巻き込まれてなきゃ

今頃楽しく友だちと…

兄と姉と笑ってたろうにな

jp.

……、

もう何日部屋から出てないか忘れた

学校も毎日休んでいる

こんな生活にも もう慣れた

時々

"あの人"の声が頭の中に響いた

もう…

思い出したくない顔

自分のしてしまった事に

耐えられず

自分勝手に

という言葉が浮かんだ

その時だった

dn.

じゃっぴ!

jp.

は…?

jp.

何でここに…?

すぐに疑問が湧く

何故ここに俺の先輩であり

親友でもある二人がいるのだろう

mf.

じゃっぴ…!大変なんだ!

もふくんが慌ただしく声を出した

jp.

なに…

dn.

天乃…、

"あの人"の苗字がチラつく

dn.

天乃ゆあんくんが…!

jp.

っ…

名前を聞いただけで 涙が零れそうだった

今更謝ったって

許してくれるわけがない

mf.

ゆあんくんは今病院にいて…

jp.

え…

病院という言葉に反応してしまう

何かあったのだろうか…?

dn.

とにかく今すぐ病院行くよ!

jp.

はぁ…っ?

jp.

なんで…?

名前を聞いただけで 涙が零れそうなのに

顔なんて見たら

mf.

何でって…!

dn.

心配じゃないの…?!

jp.

俺と…

jp.

っ…

jp.

その人は、

jp.

もう関係ないから…!

『先輩』なんて言えなかった

俺に先輩なんて言う資格はない

dn.

行けばいい…!

jp.

は…、?

jp.

俺はもうっ!

jp.

あの人には会えない!!

dn.

そんなことない!

dn.

じゃっぴは…!

dn.

まだ…、

dn.

まだ…っ!!

ゆあんくんのこと

『好きなんだから』

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桜の咲く季節に消える先輩

揶揄好きの後輩くんに困ってます

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コメント

7

ユーザー

えー!?ちょっと!ゆあんくん!(泣) 大丈夫だよね!?生き返るよね!?てか、なお兄が生き返った!!よかった~!最終回は、"平和に"終わるかな……願おう!!てか、作品の作り方わからないんですよねw作品はいっぱい頭に思い浮かべるんですけどw僕も作りたーい!←今は関係ない 続き待ってます✨

ユーザー

やばい…目から滝が……🤦🏻‍♀️ 🍗くんが心配すぎる😿 🌷さん起きてくれてほんとによかった😖💞

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