kr × sm br × sm 浮気パロ スラッシュ表現
最初はさ
仲のいい恋人だった
愛し合って
ずっとそばにいてくれた
最近は冷たいんだ
忙しいのは知ってるけど
構ってくれない
それどころか言葉が荒い
こんなの寂しくなるだろ…?
ぶるーくは撫でてくれる
いっぱい甘えさせてくれる
俺の気持ちもちゃんと 考えてて
大きな体に包まれて 弱音を吐く
優しいものだから 言ってもいいや…って
俯いていた俺は顔を上げる
動揺した様子を見せたが すぐに落ち着いて笑った
一瞬、残念と思った
俺が好きなのは きりやん一人のはずなのに
いや、多分それはあってる
きっと
誰でもいいから愛してほしかった
過去のきりやんのように
または、それ以上に
とにかく愛されたい
この際真偽なんてどうでもよかった
ぶるーくは驚いている
弾んだ声色 だけれど冷静で
口角が上がっている
ぶるーくが思いっきり 飛びかかってくる
その拍子にソファに 押し倒されてしまった
なんだろうと思いつつ 言われた通り目を閉じる
ちゅっ…♡
唇に柔らかい感触が伝い 甘い音が響く
俺は思わず目を開ける
いたずらっぽく笑うぶるーくは
どこか大人びていて 俺の視界を奪った
ぶるーくしか 目に入らなかった