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五条 悟目線
百合
死ぬんです
悟
俺は声が出なかった
こんなに元気な百合が死ぬ?
ふざけんな
だから、暴力を振るわれていたのか?
それに続いて、彼女は小さく息を吸った
百合
百合
なんでだ
俺の中にたくさんの怒りが込み上げてきた
それと同時に
"死ぬな"
その言葉が浮かび上がった
百合
百合
百合
ふざけんな
死んで良いのはお前じゃない
お前の人生を壊したアイツらだ
百合
彼女の声が震えた
俺ははっとして顔を上げた
百合
百合
百合
百合
彼女の目から大粒の涙がこぼれた
「このままでは」と思った俺は立ち上がった
それから柵の上に乗った
百合
彼女は俺に心配したのか止めようとした
だけど俺はそんなの気にしなかった
悟
百合
悟
暖かな風が吹いた
彼女の髪も風でなびいた
そして彼女の目からまた涙が溢れ出した
百合
悟
良かった
俺は安心した
彼女の気が済むまで泣けば良い
俺はその場を後にした
ガラッ
教室にはたばこをくわえ、机に足をかけた翔子の姿があった
翔子
悟
翔子
翔子
翔子はまだ彼女のことを認めていないようだ
翔子
悟
翔子
悟
翔子
悟
翔子
そう言い、たばこの入ったからの箱をふりふりと振った
悟
翔子
翔子
悟
翔子
悟
翔子
そう言い、ガラッと引き出しを開けた
翔子
悟
悟
翔子
悟
悟
翔子
悟
翔子
俺はそう言い、教室を出た
翔子は百合と仲良くなって欲しい
百合に初めての"友達"というものを作って欲しいから
悟
俺はそんな事を思いながら壁にぶつかった(笑)
百葉 百合
泣きやんだ私は、教室に向かった
悟さんが言ってくれた事
私はとても嬉しかった
あんな事言われたのは初めてだったから
私は思い出したらもう一回泣きそうだった
だけどそれをぐっと我慢して歩いた
だけど
会ってはいけない人と会ってしまった
百合
翔子
百合
百合
百合
百合
百合
百合
百合
私が迷っていると
翔子さんは席を立ってしまった
百合
私はいつの間にか翔子さんの腕を掴んでいた
翔子
でも私は喋れる勇気がなかった
・・・
百合
翔子
百合
翔子
百合
百合
百合
翔子
百合
翔子
翔子
百合
翔子
百合
私は、顔を真っ赤にしながらそう言った
・・・
百合
翔子
百合
あまりの驚きに変な声が出た
そして、翔子さんが私の手を勢いよく掴んできた
翔子
翔子
翔子
あまりにびっくりしすぎて声が出なかった
私が可愛い?そんな....!!
でも、嬉しかった
私は急いで返事をした
百合
翔子
翔子
百合
翔子
百合
翔子
百合
百合
翔子
百合
百合
翔子
翔子
翔子
百合
翔子
百合
これも、悟さんのおかげなんだと改めて感謝した
♡50