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そこにいたのは
アメジストのような瞳の少年だった。
心ここに在らず、ってほどきょとんとこちらを見ている。
でも、不思議な感じがして
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名前、聞いてみようと思った。
これはただの興味本位だけじゃない。
なんだか似てる気がしたんだ。
sm
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手を鳥の羽のようにバタバタさせながら 慌てふためく彼はとても面白かった。
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綺麗な目は俯き、小さく返事が聞こえてくる。
kn
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潮風でふわりと髪がゆれる。
彼の顔は日に照らされ、パッと明るくなる。
sm
kn
普段は自分から話題を持ちかけることなんてしないが、彼とは話してみたくなった。
sm
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そう返事をしてくれた彼の顔には
見るに耐え難い傷があったな。
………や
彼はまだ生きてるだろうか。
…きや…
俺は何を悩んでいるのだろうか。
時也!!
俺なんて死ねばいいのに
空の声でバッと現実に引き戻される。
最初に時計を見た時から既に10分ほど過ぎていた。
感傷に浸りすぎたのだろうか。
kn
na
na
kn
kr
kn
na
kn
kr
na
kn
サッと荷物を持ち、教室を飛び出した。
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br
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br
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br
sm
br
sm
俺の学校から最寄りの海は歩いて20分ほどと割と近い場所にある。
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犬みたいに着いてくる瑠夏を放って 海へと足を進めた。
匿名
匿名
匿名
匿名
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匿名
コメント
2件
雰囲気が好きです最高です!!🥲🥲💕 題名も魅力的すぎて思わず見ちゃいました😽🫶🏻🫶🏻