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ちょい長
私が屋上で靴を脱ぎかけた時
三つ編みの先客に声を掛けてしまった
えと
口をついでただけ
本当わどうでも良かった
でも先を越されるのが何となく尺だった
三つ編みの子わ語る
るな
えと
えと
えと
るな
って
三つ編みの子わ消えてえった
さぁ今日こそわと思って、
靴を脱ぎかけたら
背の低い女の子
また声を掛けてしまった
背の低い子わ語る
のあ
のあ
って
えと
えと
のあ
と言って背の低い子わ消えてえった
そうやって何人かに声を掛けて
追い返して
自分自身の痛みわ誰にも言えないまま
初めて見つけたんだ
似たような悩みの子
何人目かに会ったんだ
黄色いカーディガンの子
どぬく
と言った
口を付いただけほんとわどうでも良かった
思ってないことでも
声を掛けてしまった
えと
あぁ どうしようこの子わ止められない
私にわ停めれる資格わ無い
えと
えと
どぬく
って
目を伏せたまま消えてえった
えと
えと
えと
えと
えと
えと
えと
えと
飛びます
✧︎*。
✧︎*。
✧︎*。
✧︎*。
✧︎*。
✧︎*。
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