コメント
8件
最高です✨️この話個性溢れる子達が沢山出て来ててすごく面白い!!!(*ˊ˘ˋ*)。♪:*次回も楽しみです!
皆個性豊かだ…!! 設定とか世界線がめちゃくちゃ好きです!!✨️最高でした!ありがとうございます!
うちの子がいる...✨ ありがとうございます!最高です! これからも頑張って下さい✨
トントン―と。 紙を置く音が響く。
ナノーズ・サキク
こじんまりとした和風の執務室に 小さな溜息が落ちる。
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク
よいしょ、と。 重い腰を上げる姿は 少々よろついている。
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク この年4000年弱のお爺さんだ。
絹の擦れる音を立てながら 彼は重い足取りを上げながら歩く。
ナノーズ・サキク
平和会議。 というのは各国の国代表…というか国そのものが平和な世界を作る為にどうすればいいのか話し合う場だ。
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク
辺り一面本で囲まれた場所へ着く。
この奥に会議の場があるのだ。
ゲン・ラーゼン
少々荒々しい声が聞こえた先には。 目つきの悪い青年が立っていた。
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク
ゲン・ラーゼン
ナノーズ・サキク
ゲン・ラーゼン
彼の話を聞く限りは、仲裁や叱りに来たふうに聞こえるが。全く違う。
彼はこういう揉め事が好きなのだ。 だから止めると言うよりは参戦しに来たのだろう。
平和を愛する我が国としては余り好ましくない。
ゲン・ラーゼン
ナノーズ・サキク
ゲン・ラーゼン
少々引きつっていただろうか。 疑いの目で見られている。
ゲン・ラーゼン
クレアトーレ・アリス・セイラ
陽気な声で始まりの声を掛けたのは クレアトーレ・アリス(略) 魔法国として名高い国だ。
クレアトーレ・アリス・セイラ
テリアス・ライム
テリアス・ライム。 この中では若者に入る若き国だ。
コホン。と咳払いをし 話が進む。
テリアス・ライム
テリアス・ライム
クレアトーレ・アリス・セイラ
サルビア
少々怒ったように声を上げたのは。 サルビア、最近強国として有名なディディ国だ。
そして。 消息不明になる国の近くに位置する国でもある。
サルビア
国が行方不明になると そこの国は土地が腐っていく為 近くの国に避難するしかない。
近隣にあるティディ国としては 迷惑極まりない。
ゲン・ラーゼン
国がいなくなると管理者が居なくなる為、実力のある国がそこの管理者となる。
だから、そこの国を自分の土地にできるのだ。
サルビア
ゲン・ラーゼン
サルビア
ガタッ、と。 サルビアが立ち上がった。 今にも殴りかかりそうな勢いだ。
ナノーズ・サキク
シュエ・シルネン
透き通るような綺麗な声の主は シュエ・シルネン。 どうやらゲン・ラーゼンの意見に賛同しているようだ。
シュエ・シルネン
国の領土は 国が建った月日で決められる。 年功序列だ。 歳上が多く土地を貰える。
ナノーズ・サキク
サルビア
ゲン・ラーゼン
ゲン・ラーゼン
サルビア
皆から疑いの目を向けられるのが怖いのか目には大きな涙の粒が浮かんでいる。
クレアトーレ・アリス・セイラ
クレアトーレ・アリス・セイラ
会議が終わった後は。 国同士で友好を深めたりする食事の時間だ。
馴れ合いが嫌いな国はそうそうと帰っていくが。
ナノーズ・サキク
サルビア
先程の会議で少々浮いた彼女は、誰にも話しかれられていない。
ナノーズ・サキク
大人の威厳というかなんと言うか そんな彼女の前まで向かった。
ナノーズ・サキク
サルビア
サルビア
すがるような目で私を見、 服の裾を掴んだ。
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク
サルビア
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク
サルビア
サルビア
ナノーズ・サキク
こうして少々荒れた平和会議は終わったのだった。
そしてこれが。
事の始まりだった。
EP.01 [国と平和会議] 終
次回予告
サルビア
サルビア
あの人
あの人
クレアトーレ・アリス・セイラ
クレアトーレ・アリス・セイラ
シュエ・シルネン
クレアトーレ・アリス・セイラ
ナノーズ・サキク
ナノーズ・サキク
次回
EP.02 [国と始まり]
※次回予告の内容とエピソード名は 変動する場合が有ります。