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入学初日
ガヤガヤガヤ…
ザワザワザワ…
ガラガラガラッ
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その人が入ってきただけで、教室に花が咲くような感じ
mob(使い回し)
mob(使い回し)
mob(使い回し)
クラスの人たちも、男女問わず彼を見ては言葉を漏らす
しかし彼は、気づいていないのだろうか、はたまたもう慣れたものなのか
特に何の反応も返すことなく、自分の席に座った
これが、赤羽夏輝との出会いだった
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どうやらあんまり人と話すのは得意ではないらしい
何個か話題を振ってみても、会話はすぐに終わってしまう
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そうやって語る彼の表情はとても穏やかだった
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後ろを向いてキョロキョロとしている姿を俺は不覚にも可愛いと思ってしまった
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彼はふんわりと優しく笑った
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今思えばあの日から俺はもう彼しか見えなくなっていたのだった
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俺だけの、彼のあだ名
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あの日よりも近づいた心の距離
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俺は暇ちゃんの幸せだって願ってる
だから…
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何かこれ、という決定的な瞬間はなかった
やんわりと芽生えた恋心はみるみる膨らんでゆく
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みるみると膨らんだそれは萎むという考えを知らない
やがて限界に達して破裂するだけ
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すちの目は真剣だった
そんなに俺をまっすぐ見てくれるんだったら、その気持ちに答えたい
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俺はこの日の選択は正解だったと思っている
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しかし、後悔はしている