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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

今日のお話🕯𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎⁡

題名

花びらの涙

今日は7月21日終業式が終わり 私達は帰りながら話す 「今日お祭りあるんだって!」 1人の親友の女の子がそう言うと 「そうなのか?」 と質問を返す親友の男の子 「うん、アンタは強制として 君は来る?」 そう聞かれると断りずらい 『行こっかな...』 待ち合わせ場所に着くと 人が多く騒がしかった そこに1人ポツンと 立っている男の子がいる 私はその子を見た瞬間 気づいたらその子の元に 走り出していた 『どうしたの?大丈夫?』 と自分は問いかけていた 「お母さんとはぐれちゃったの...」 『お母さんが来るまで話そうか』 「うん!」 話しているとその男の子の お兄ちゃんの話になった 「お兄ちゃんと 来る予定だったんだけどね」 「お兄ちゃん病気になっちゃったの」 『そうなんだ、辛かったね』 と言いながら私は頭を撫でる すると 「ごめんなさいね、」 「お母さん!」 その子のお母さんがやってくる 『大丈夫ですよ』 手を繋いで幸せそうに 人混みの方へ消えていく 「ごめん!遅れた!コイツがさ」 「なんで俺なんだよ!」 きっと昼寝でもして 寝坊でもしたのだろう 屋台を回っていると花火が見える 「花火だ!行こ!」 「分かった分かった、行くぞー」 『うんw』 次々と綺麗な花が上がっていき その花びらが落ちていく するとこんな話題になった 「みんなはさ好きな人とかいんの?」 「え、居るけど」 なんとなく予想はつく きっと2人で両想いなのだろう 「君は?/お前は?」 『居るけど叶わないかな』 「なんで?」 「相手に彼女がいるとかじゃね?」 『ううん、違う』 そういう理由ではない 『まぁ、花火見ようよ』 「あ、うん、」 私は携帯を出し ある人にメールを送る 『お元気ですか?』 で始まる文章を ━━━━━━━━━━━━━━━ 俺は病室に居ながら 花火を見ていると 1通のメールが来た 『お元気ですか?私は元気です 弟さんも相変わらず元気ですよ 今花火を見ている頃かな? 弟お兄ちゃんと来れないって 悲しんでたよw 私も今花火を見ています あなたと見れないのは残念だけど ある意味一緒に見れてると 言ってもいいのかな? このメールがあなたとは 最後かもしれません 余命宣告を受けた君へ 私より』 確かに最後かもな ━━━━━━━━━━━━━━━ そして数日経った あの人の様態が悪化したらしい 病院へ急いで駆け込む すると医者がやってきて 「もう助かりません、 このままタヒを待つしかありません...」 と言われる 衝撃のあまり言葉が出なかった 「あ、久...しぶり.....」 『うん...久しぶり...』 だんだんと目を閉じていく君の手を 握って君を 見ていることしか出来ない私 目を完全に閉じ切る前に君はこう言う 「俺.....おま...えの...こと... 好き...だった.....」 『私もだよ.....』 と泣きながら私は返していた 君は笑って目を閉じていく でも でも... 『でも...もう、遅いよ...バカ...w』 「午後16時46分お亡くなりです」 その言葉を放って医者は 病室から出ていく 病室には 静かに眠った男の子1人と その男の子の手を握り 泣いている女の子の 2人だった 病室に女の子の泣き声が響く その涙の粒は 花びらのように男の子の手に 落ちていく

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