あの後家に帰った。
ベットの上は常に散らかっていて
それでも掃除をする気にはならなかった。
むしろ。もっと汚す。
汚したくないんだけどね。
カッターもカミソリも
包帯も絆創膏も
散らかりすぎて…
笑えてくる。
ふとカッターを手に取る。
KAITO
手は震えるが
心よりも先に体は先に動く。
腕からは赤い液体が滴って
また布団を汚す。
KAITO
赤い液体は止まらなくて
目からは透明な滴が出てくる。
僕は
何がしたいのだろう。
両手をボロボロにして
包帯を巻く。
そうして夜はやってきた。
外にでよう。
外は雨が降っていた。
僕は傘を刺さずに外へ出た。
なんだか自然に涙がでてきて
しんどい。
KAITO
このまま消えちゃえたら___
そんなことを考えても
無駄だ。
消えれない。
死ぬことしかできないから。
KAITO
声もでなくて。
寒くて
冷たい。
走った。
行方なんて無い。
(雨降ってます。)
知らない通りに出た。
人はあんまり居ない。
すぐ近くの時計を見ると
まだ7時。
夜はまだまだ続く。
ひとりでとぼとぼ歩いていた時に。
???
誰かに声をかけられた。
KAITO
杏
杏
KAITO
KAITO
???
???
彰人
杏
彰人
彰人
KAITO
彰人
杏
彰人
KAITO
KAITO
KAITO
KAITO
KAITO
冬弥
杏
こはね
こはね
杏
杏
KAITO
KAITO
KAITO
こはね
彰人
杏
KAITO
体は寒さで震えていた。
この寒さ久しぶりだな。
彰人
彰人
杏
杏
KAITO
なんでだろう。
目の前がぼやけて見える。
頭がフラフラする。
KAITO
KAITO
彰人
こはね
冬弥
もういっそ
このままでいいのに。
杏
コメント
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このままでいいのになんて言わないでッ ごめんやっぱ性癖ぶっ刺さるからもっと苦しんdddd 恨むならこの世にこんな性癖がある事を恨むんだな