こ れ は
花 が 枯 れ る 前 の お 話
漆葉
漆葉
五条
漆葉
漆葉
五条
生 意 気 な ク ソ ガ キ
それが五条悟という 一人の青年だった
漆葉
五条
五条
五条
漆葉
五条
漆葉
サングラスの奥が 揺れていて
不信感を覚えた
漆葉
五条
五条
五条
最後のは仕方ないじゃん、
五条
一度拗ねた子供の 機嫌を取るのは
母親でも難しいというのに
これは長引くな、
漆葉
漆葉
漆葉
彼の飲んでいたコーラが 思いっきり宙を舞う
五条
漆葉
五条
五条
五条
漆葉
私の呟きなど 聞こえていないのだろう
色白の肌が 林檎のように染まる様子を
ずっと眺めていたいと思った
漆葉
五条
口元を手で覆い ニヤける顔を何とか抑えている
隠そうとしても バレバレなのに
漆葉
漆葉
漆葉
五条
五条
漆葉
そうやって二人 屋上の階段を降りた
で も
こ れ は
枯 れ て 落 ち た
ハナビラ 唯 の 思 い 出
ねぇ
そろそろ起きなよ
都合の良い夢からサ
( バサ
漆葉
漆葉
漆葉
今の私にとって この夢は悪夢だから
( ガチャ
五条
夢の中の男が マグカップ片手に現れた
漆葉
五条
中はミルクたっぷりの珈琲
五条
五条
漆葉
漆葉
五条
五条
漆葉
久々に飲んだ 少し値が張る珈琲は
ヤケに甘く 胸焼けしそうになった
五条
五条
五条
私はもう術師には 成れないらしい
それでも 何か出来ることをしたくて
補助監督を することにした
なんて
唯の罪滅ぼしかな
漆葉
漆葉
漆葉
五条
漆葉
漆葉
五条
五条
漆葉
この欠けた腕と眼を見て そんな苦しそうな表情をしないで
私は大丈夫だから
五条
現在同居中の 僕の恋人
といっても 向こうは別れた気でいるらしいけど
「 … せ」
そんなコト あるはずないのに
「 せ … 、ンせ」
何処と無く 彼女との間に壁を感じるのは
虎杖
五条
虎杖
虎杖
五条
五条
伏黒
釘崎
五条
五条
虎杖
虎杖
五条
五条
五条
釘崎
虎杖
伏黒
五条
五条
五条
ぶっちゃけ
めっちゃ寝不足!
五条
五条
だってさ
好きな子が家にいるんだよ!?
十年ぶりに再開したばっかな
僕の想い人
五条
五条
五条
そんなんで寝れるわけないじゃん…
五条
こんなの
五条
硝子
硝子
白衣を着た 彼女の親友が
怪訝な表情をして こちらを見下ろしていた
五条
硝子
硝子
五条
五条
硝子
五条
辛辣すぎて 泣けてくる
硝子
五条
五条
五条
硝子
五条
ぐうの音も出ない
硝子
硝子
日が差した 長い廊下を歩いていると
あの青い日々が
走馬灯のように 頭の中を駆け巡る
五条
こ れ か ら 話 す の は
三 年 間 の
『 儚 く 脆 い 青 春 』
ド ラ イ フ ラ ワ ー の 様 な 思 い 出
拝 啓 、 愛 し い 君 へ
あ の 日 の 青 を
覚 え て い ま す か ?
僕が君に恋した日_。
コメント
22件
もうなんか最高で好き過ぎたのでフォロー失礼します
あぁぁ、私も枯れたい(?