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赫灼の鬼子と鬼殺の娘

第2話 - 第2話水の波紋に蟲は舞う

2024年12月16日

#二次創作

#鬼滅の刃

#鬼化炭治郎

#竈門兄妹逆転if

#禰豆子鬼殺隊

maro🌰

こんにちは！maro🌰です！

maro🌰

話す事ないんで本編どいぞ〜！！！（？）

ヒュンッ

禰豆子

お兄ちゃん！危ない！

炭治郎

！？

禰豆子

…！

義勇

なぜ庇う

禰豆子

…兄です。私の

炭治郎

…
（禰豆子に手を伸ばし）

義勇

…
（顔を顰め）

炭治郎

ギャッ
（腕が消えて、悲鳴を上げ）

禰豆子

お兄ちゃん！？

義勇

もうそれはお前の兄では無い。それは人喰い鬼だ。

禰豆子

…っ（睨み）

禰豆子

やめてください！兄はまだ誰も殺していません！

？？？

あらあら、何か面白そうな事をしているではないですか。私も混ぜてくださいよ

義勇

胡蝶…

しのぶ

（微笑み）
私は胡蝶しのぶと言います。こちらの男性は冨岡義勇さんです。

しのぶ

お嬢さんのお名前は？

禰豆子

…私は竈門禰豆子です…

義勇

胡蝶…、ここは俺の担当区域だ。邪魔をするな

しのぶ

そんな硬いことを言わないでくださいよ〜、私は“たまたまこちらを通りかかっただけ”ですし、何やら揉め事も起きていたそうですし

しのぶ

説明次第では禰豆子さんに味方するかもしれませんね〜
（ニコニコ）

義勇

はぁ…

しのぶ

禰豆子さん、貴女が庇っている坊やは鬼ですよ。危ないので、離れた方が良いですよ
（手に刀を掛けながら）

禰豆子

…兄はっまだ人を殺してない。だから、他の鬼とは違うはずなの…！

炭治郎

ｸﾞｽｯ…うぅ…
ﾋﾞｷﾋﾞｷ))

義勇

今、人を殺さずともいずれ人を殺すだろう。鬼とはそういう生き物だ

禰豆子

で、でも…まだ道があるかもしれないでしょう…？

しのぶ

…ﾁﾗｯ))

炭治郎

…
（禰豆子の後ろに隠れて）

しのぶ

（思えばあの坊や…私が見てから、飢餓状態の素振りを見せてないわ…。もしかしたら…）

しのぶ

ﾂﾝﾂﾝ))
と、み、お、か、さん（小声）

義勇

…ﾁﾗｯ))

しのぶ

ｽｯ…))
（指文字を始めて）

義勇

（カノジョ…イウトオリ…ホカ…ノ…オニ…チガウ…キサツタイ…ホゴ…『彼女の言う通り他の鬼とは違うかもしれない。鬼殺隊で保護しろ』と？）

義勇

禰豆子…と言ったな。お前は、兄をどうしたい。

禰豆子

えっ…

しのぶ

冨岡さん…話の順序というものがあるでしょう。急にそんな事を言われたって戸惑うだけですよ

禰豆子

…ﾁﾗｯ))

炭治郎

…

炭治郎

『禰豆子』

禰豆子

…！

禰豆子

…私は、兄を人間に戻します。方法は、分かりませんが…貴方達のような鬼殺隊…？になれば良いのですよね

しのぶ

そうですね。

しのぶ

では、私の御屋敷へ案内しましょう。
（微笑み）

禰豆子

屋敷…？

しのぶ

そう、蝶屋敷へ案内します。荷物も纏めたいでしょうし…取り敢えず、禰豆子さんのお家へ参りましょうか

禰豆子

分かりました！
かなり上にありますが…
こっちです！

禰豆子

此処です。
（家を指差し）

しのぶ

…これは、酷い惨状ですね。
お悔やみ申し上げます

禰豆子

…はい

禰豆子

お兄ちゃん、着替えたいよね。寝巻きだし、返り血も付いちゃってるし

炭治郎

う！

禰豆子

お兄ちゃんのお気に入りの着物って何かな…

炭治郎

…
（迷わず棚から緑と黒の市松模様の羽織を取り出し）

禰豆子

これね。いつも着てるやつ。
じゃあ、白い肌襦袢の上に羽織ろうね

炭治郎

うー！

禰豆子

私も…暫くお家に帰れないだろうし…これを着ていこう。
（麻の葉の着物を取りだし）

禰豆子

後は…家族を埋葬してあげないとね

炭治郎

う！

禰豆子

えっと、しのぶさん、良いですか？

しのぶ

勿論。一刻位までなら良いですよ。
（現在の約2時間）

禰豆子

ﾊﾟｱｯ))
ありがとうございます！

しのぶと義勇も手伝い、部屋の片付けと家族の埋葬を終えた

しのぶ

遺体は比較的綺麗に残っていて良かったです。

禰豆子

そう、ですね…

しのぶ

まだ、完全に綺麗とは言えませんが…先程よりは良くなりましたね

義勇

後は日除けだな…

しのぶ

そうですね。
（頷き）

禰豆子

日除け？

しのぶ

鬼は太陽を嫌います。日に当たった瞬間塵となって消えます。なにか手頃な箱があれば良いのですが…

禰豆子

…あっ！なら炭焼きの籠はどうですか？うちは家業が炭焼きだったので。

しのぶ

代わりにはなるかもしれませんね。でも、所々に隙間が目立つので、竹か何かで装飾していい感じにしましょう

禰豆子

はい！お裁縫系なら得意なので、頑張ります！

半刻して籠が完成して

禰豆子

出来ました！

しのぶ

良い感じです

禰豆子

お兄ちゃん、この籠に入って欲しいの。太陽に当たらない為に

炭治郎

う？

禰豆子

入る、ここに、かーごー

炭治郎

ﾑｷﾞｭｯ))
…

禰豆子

やっぱりはみ出るわよね…

炭治郎は籠の中に入るも、下半身だけで精一杯で

しのぶ

なら小さくなってみてはどうでしょうか？鬼は身体の大きさを変えることが出来るので。

炭治郎

（頷き）
ｼｭﾙｼｭﾙ))

禰豆子

可愛い…！

炭治郎

ﾆｺﾆｺ))

禰豆子

じゃあこれに。私の羽織で申し訳ないけど…

黒い羽織を被せ、袖のところで結ぶ

禰豆子

よし！これならお外も見れるし、暇じゃないよね。流石に人が多いところでは隠すしかないけど…

しのぶ

いいんじゃないでしょうか。では、そろそろ蝶屋敷へ向かいましょう。
冨岡さん、行きますよ

義勇

…
雪だるま…

冨岡はずっと雪だるまやかまくらを作っていた

しのぶ

…暇なんですか。そんなに作って。

義勇

暇じゃない。

しのぶ

はぁ…行きますよ

3人は山を降り、町を出た。蝶屋敷に着いたのは、翌々日のことだった。

maro🌰

今回はオリジナルだったかと思います。

maro🌰

結構考えました

maro🌰

オリジナルだよね…

maro🌰

次回は…継子かな。

maro🌰

カナヲ、心開くの早いです

maro🌰

では！

この作品はいかがでしたか？

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maro🌰

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