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休日だからということで父方の祖父母の家に行った。
おばあちゃん
優しく微笑んで、声をかけてくれる祖父母が大好きだ。
父親
おじいちゃん
父親
おばあちゃん
祖父母はいつだって私の味方をしてくれる。 だから、辛いことや苦しいことがあったときによく相談していた。 4人で祖父母の家に行くと毎回こんな言い合いをする。 でも、結果は変わらない。 両親は愛依ばかりだった。
おばあちゃん
おばあちゃんがそうやって見せてくれたのは、白と緑の綺麗な簪だった。 先の方には青リンゴがついていてかわいらしい。
真帆
おばあちゃん
真帆
愛依
真帆
私とおばあちゃん、おじいちゃんの会話に割り込んできた。 一体、どこまで強欲でわがままなのだろうか。
父親
母親
愛依
あぁ、まただ。 両親は愛依にしか目を向けていない。 辛くなって、泣きたくなる。 どうして私は見てくれないの? どうして私には構ってくれないの? そう疑問をぶつけたくなる気持ちをどうにか押さえつける。