次の日の夜…
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J-HOPE
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JIMIN
SUGA
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これじゃ、折角のチャンスが無駄になっちゃう…
JUNGKOOK
グギ…?
SUGA
JUNGKOOK
JUNGKOOK
V
V
JUNGKOOK
そうやって笑いながら僕の手を取ってくれるグギ
そんな頼もしいマンネに連れられて、僕はジンヒョンのもとに向かった。
通りにつき…
JUNGKOOK
V
JUNGKOOK
そう言いながら、グギは去っていく
V
僕は高鳴る心臓の鼓動を抑えながら、一歩一歩、ヒョンに近づいていく
一歩
また、一歩
V
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女性
V
僕が声をかけようとした、その時
向こう側から、綺麗な女性がヒョンに駆け寄ってくる
JIN
女性
そうやってヒョンにすがりつくその女性は
いかにもヒョン好みのルックスって感じで
『もしかしたら、イイ感じの関係になれるかも…?』
…夢見ていた自分が、馬鹿みたいだ
JIN
…気づかれちゃったな 今頃、僕の顔は…
女性
V
JIN
ヒョンの止める声も聞かず、僕は反対方向に走る
V
冷たい涙が、僕の顔をぐちゃぐちゃに濡らす
本当に、馬鹿みたい
一瞬でもヒョンとの未来を想像した自分が恥ずかしくって笑えてくる
どうせ、恋は実りやしないんだ
ヒョンには大切な人が、もういるんだ
V
V
僕の心とおんなじように、やがて大粒の雨粒が僕の体に叩きついてくる
そこで初めて、僕はあたりを見渡す
悲しくって、周りを気にする余裕なんてなかったから
気づかなかったけれど、そこは…
V
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