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ちゃんと話しておきたい事。

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ちゃんと話しておきたい事。

第1話 - ちゃんと話しておきたい事。

101

2022年07月19日

#性別

#LGBT

#トランスジェンダー

#自分について

Fluid/傘立て

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皆様にちゃんと伝えたいことがあります。

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https://teller.jp/s/24vic0tkavlma-8342388226

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↑前回のお知らせで
性別の事について触れたと思います。

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そこでは、「長くなるので別の機会に」と書きました。

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今回はその「長くなる」部分について話そうと思います。

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そもそも、僕が生まれた時に
体を見て決められた性別(→以後出生時の性別)は、
女性でした。

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小さい頃は、自身が自認していた性別なんて
全く気にしていませんでした。

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そもそもその頃は性別が自認するものだなんて
知らなかったのでしょう。

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だから、「あなたは女の子」だと言われたら、
「女の子なんだ」と思っていました。

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けれど、中学2年生の最後くらいに、
自身の性自認と出生時の性別が食い違っている事に気がつきました。

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「何か違う…！」

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「生理が来るのも無理、自分を呪い殺したくなる」

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「胸なんていらない」

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「違う、制服のスカートもはきたくない」

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「とにかく女の子じゃない」

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そんな事が頭の中で渦巻いていました。

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母にカミングアウトしたのは夏休みに入る前でした。

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ですが、それもことごとく失敗…

母…とは思いたくもない

あんたの思い込みや！
これでこの話も終わり！

母…とは思いたくもない

またそんなくだらない事言っとるん！？

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…とのこと。

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看護師の母は、きっとホルモン治療にも手術にも
断固として反対するでしょう。

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家の中では、「僕」という一人称を使えず、

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高校生になって、ズボンは買ってもらえた今でも、
ズボンは冬にしかはけない状況です。

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なので今はスカートです。

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僕は絶望しました。

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正直、今はもう諦めています。

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…ですが、僕はこんな状況でも
一つ忘れていない事があります。

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それは、「自分を誇りに思う事」です。

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僕が自分の性自認に気づいた時、
初めは「普通じゃないんだ」と
自傷するくらい苦しみました。

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けれど、僕は受け入れの体制には入っている学校、
pixivのフォロワー様達、海外のwiki、主治医の先生や
カウンセラーの先生に支えられて
ここまで命を繋ぐ事ができたのです。

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(それでもやっぱり苦しいけど…)

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最後に、

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もしも性別違和で悩んでいる人がいるなら、

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このフラッグを見て、
「自分のことを誇りに思っていいんだ」という事を
思い出して欲しいです。

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僕も時々家族に色々言われて傷つく事があります。

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「普通じゃない」と遠回しに言われた事もあります。

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ですが、そんなときに僕は
このフラッグを見て思い出すのです。

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「僕が僕でいられるのは
この上ない誇りだ」
という事を。

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…もしも、こんな僕を受け入れてくれるなら、

Fluid/傘立て

これからも何卒よろしくお願いします。

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それでは、ばいちゃ。