5月31日
10年後の私へ。
あなたなら今この状況を変えられるんでしょうか。
少なくとも私には今この状況を私が変えることは...
出来ないと思います。
しょうた
そういって私の前に姿を現したのは病室の天使なのでしょうか。
恐るべきほどに整った顔。
完璧なスタイル。
そしてとても綺麗でかっこいい声。
しょうた
はな
やばい。見とれてた
めちゃくちゃかっこいい人だな...
しょうた
はな
しょうた
はな
私は言葉を失った
記憶ないとか当たり前。じゃないんだな...
はな
はな
しょうた
何故か言い切る前にその人は私の顔をマジマジと見た
はな
そんなに見つめられたら、照れる.../////
しょうた
はな
さっきまで全く信じてくれなかった
しかもこんなにありえないことなのに...
なんで信じてくれるの...?
はな
しょうた
はな
しょうた
はな
しょうた
はな
記憶喪失のはずなのに...
あの変な笑い方も、
その言葉も
なぜか知ってる。
この人の存在すら分からないのに、
なぜか知ってる。
はな
ガラッ!
いきなりドアが空いた
ほくと
とても息を切らして入ってきたのは...
はな
しょうた
しょうた
何かを言いかけた病室の天使の口を突然誰かがふさいだ、
じゅり
しょうた
はな
しょうた
じゅり
はな
はな
ほくと
何かが伝わってきそうな目だった
ほくと
その時の目は今でも忘れられない
ほくと
しょうた
ほくと
しょうた
はな
ほくと
はな
なんでお兄ちゃんの友達なのにそんなに気にかけてくれるんだろう
ほくとさんにとって私は友達の妹にしか過ぎないのに...
じゅり
はな
じゅり
しょうた
じゅり
そして2人は病室を後にした
じゅり
ほくと
じゅり
ほくと
じゅり
ほくとはいつも見せない目を俺に向けた
ほくと
じゅり
そんなのわかんないじゃん
言いたかったけど言えなかった
北斗にあんな目見せられたら...
あの目は
悲しみの目だった...
はな
しょうた
しょうた
はな
しょうた
しょうた
はな
しょうた
入院して2週間翔太と一緒だったけど
翔太からは知らないのに知ってる。
そんな感じがたびたび出てきた
翔太といると、楽しいし、この時間が好きで好きで仕方なかった
記憶が戻らなくても、翔太といれば幸せだって
初めて思えたから。
これは、人間関係で言うと、
恋の好きと同じ感覚なのだろう
明日は、5月31日、
私はこの日が今でも怖い
あれほど自分を嫌いになった日はないから。
空にあった
、飛行機雲が私には深く印象を残すことになった。
そんなの考えもしてなかった5月30日。
コメント
6件
ねぇ神!!!!! もう神だって!!! おい!!!!(
ふぎゃああああああ!!!! ねぇ、もう、ほんとにあなたの作品神すぎてあいしてる!!!