僕の中に閉じ込めたい

俺いつからここにいんだっけ

俺白井裕太は俺の彼氏「ニキ」に監禁されている

都合が悪いと殴ってきて

気分がいい時は無理やりヤラされる

だから体はアザ、キスマ、切り傷、噛み跡だらけ

いつでも新しく噛まれた跡の痛みに耐える

こうなったのは2か月前 ニキと出かけた時の事

久しぶりに休みが重なって遠出をしようと電車に乗って少し遠い所に行こうとしていた

その時休日だった事もあってとても電車は混んでいた

電車の端で手すりに捕まって立っていたら

後ろから誰かに触られている気がして気持ち悪かった

最初は誰かの手が当たっただけかと思っていたがそれも確信に変わった

後ろのおじさんが俺のモノをさわっていた

しばらくモノを触られた後にチャックを下ろしてきた

気持ち悪いおじさんの手で感じたくないのに感じてしまった

キレた口調で痴漢したおっさんに怒るニキ

少し怒ったような表情で返事をするニキ 俺には少し泣きそうな顔にも見えた

次の駅のアナウンスがなり、おっさんを連れて電車を降りる

おじさんは最後のニキの言葉から怯えるように逃げていった

ニキは相当泣きたいのを我慢しているように見える

ニキを抱きしめて安心させたあまた電車に乗り家へ引き返した

電車で座って寝てしまってから全く記憶が無い

俺が気がついた時には全く知らない部屋にいた

俺が少し動いた時ジャラｯという音がした

急に声を荒らげて、押し倒される

ニキの手が俺の首を締める

そう言ってニキの手が俺の首から離れる

で、今の状況に至る

今日もまたニキに怯えて過ごす