これは私無銘菓曖歌が人間時代の頃の話です
私は昔『彩野紅楽々』(さいのくらら)という名前でした
無銘菓曖歌
おかえりー!おかーちゃん!
母親
ただいまーママが帰ってきたわよー!
無銘菓曖歌
おかーちゃん?
無銘菓曖歌
ねえ!
私は…誰にも気が付かれない空気みたいな感じで生活してたんだ
無銘菓曖歌
……
無銘菓曖歌
お腹…すいたな
無銘菓曖歌
もう…ここから×のう…
無銘菓曖歌
そうすれば…きっと救われる
無銘菓曖歌
…
私は自分から身を投げ出した
無銘菓曖歌
…痛た…
無銘菓曖歌
ここ…どこ?
無銘菓曖歌
私…×んだんじゃ
おはよう…無銘菓曖歌さん
無銘菓曖歌
だっ誰?!
無銘菓曖歌
それに私…そんな名前じゃない
私は八雲紫…そして無銘菓曖歌はこの世界でのあなたの名前よ
無銘菓曖歌
…
無銘菓曖歌
ここなら…
無銘菓曖歌
ここなら…私に気がついてくれる!?
ええ…そうよ
無銘菓曖歌
…!
無銘菓曖歌
やった…
無銘菓曖歌
…
こうして私は無銘菓曖歌という 名前で幻想郷入りをした