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奏斗の心
蓮(はす)
蓮(はす)
蓮(はす)
だんだんと、 知らないうちに
彼女に、 蓮に自分の名前を呼ばれる度に
俺は恋に落ちていた
そして
学校に来る意味になっていた
蓮が休みだと 今まで気にしてなかった陰口が聞こえた
唯斗とは違うクラスだから 助けすら求められない
いつしか 蓮は俺にとって いなくなったらダメな、大きな存在になっていた
小学校を卒業し
中学校へ 入学
蓮とは別のクラス
だいぶ 陰口がなくなった
クラスメイトとも 仲がよかった
だけど 1つ、変わったことがあった
俺と蓮が クラスが一緒だったのは3年生のとき
後の 4〜6の3年間は違うクラス
俺は4年のときに蓮に告白をして振られた
蓮は 俺を振ったあと
蓮(はす)
と、 笑って帰っていった
その日 悲しい気持ちや辛い気持ち
だけど それとは真逆に嬉しい気持ちも少しだけあった
でも もういなかった
中学生になってから
蓮と 初めにあったのは4月、図書室だ
びっくりしてしまった
小学生のころのように
"自然に、楽しそうに笑う"蓮はもういなかった
笑っている 他の人から見たら普通に笑って見える
だけど 1度すぎになって未だに諦められていない俺から見たら
好きな子の違和感なんてすぐわかる
どこか 暗い表情 何か悩んでいて闇を持っている
そんな笑顔だった
でも 見て見ぬふりをしていた
俺に 光をくれた太陽のような存在に
闇があるなて 信じたくなかったから