6話 / 浮気
微赤黄注意かも
黄side
吸い始めの少量の血
赤の血が体内を駆け巡る。
“ドクンッ”
少量の血で意識が正常に働き出す
黄
赤
赤
今にも吐き出したいけど,赤に口を塞がれる
苦しいよぉ…
黄
赤
黄
赤
どうしようッ,
だめなのに ,
他の血を吸ったら契約解除に…
僕なんてことっ
赤
黄
赤
黄
赤
赤
赤
黄
思い出しただけでも吐き気が…
本当に不味すぎた
ヴァンパイアとヴァンパイアってこんなに相性悪いんだ
その後青くんが持ってきた桃くんの血を飲んで落ち着いた
赤
赤
黄
黄
黄
青
黄
血を飲んで気持ちよくなっちゃうから、
なんて言えるわけない
赤
赤
赤
黄
黄
赤
黄
青
黄
黄
パックからチューブで血を吸い上げる
全部飲み干したら,身体ドクドクしてきて
やっぱり気持ちよくなるのは変わんない
黄
黄
赤
黄
黄
青
黄
赤
黄
赤
赤
黄
青
黄
黄
僕桃くんと恋人ってこと?
あんなこともこんなことも出来ちゃう関係…?
きょ,今日聞いてみるしかっ …
イヤホンで耳に音を響かせながら,桃くんの家に向かう
熱大丈夫かな,とか
血のこと謝らないとな,とか
いろんなことが頭を走り回って,音楽もまともに聞き取れなかった
コンコン
黄
黄
黄
桃
桃
黄
黄
黄
黄
桃
桃
黄
どうやら桃くんは僕が血液パックを忘れたこと知らないみたいだ
そりゃそうだよね,
寝てるよね
多分青くんにはお母さんが桃くんの対応したんだ
黄
言わないと
ちゃんと
黄
“なんでもない”
桃
桃
黄
食いしばった歯と目には今にも零れそうな涙が溜まっていた
言えない
僕の口からは
勇気が出せない
血液パックを忘れたことをいえたとしても
僕に赤の血を飲んだと伝えられるだろうか…
他の人の血を飲むことは浮気行為
たとえヴァンパイア同士でも
してはいけないこと
桃くんに嫌われたくない 嫌われちゃったらどうしよう
自分のとった行動を改めて痛感する
黄
付き合ってるかの確認なんかすっかり忘れている
結局何も言えないまま,1人で帰り道を歩いていた
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ .
次最終話
多分
そして次の連載も準備してるからね💭 お楽しみに!
(してくれる人はいるんだろうかね
コメント
14件
も ー 最 高 な ん だ が 🥹🥹
楽しみすぎて寝れませんね😊
まーじで楽しみにしてるからね💕 ほたちゃんの作品でいろんな養分摂取してる気がするw