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西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
下の階にいる関くんの声が どんどん近くなってくる
長谷川 百音(ﾊｾｶﾞﾜ ﾓﾈ)
長谷川 百音(ﾊｾｶﾞﾜ ﾓﾈ)
長谷川 百音(ﾊｾｶﾞﾜ ﾓﾈ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
私の声を無視して 長谷川さんはどこかへ行った
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
立ち尽くしていると階段を 上がってきた関くんと目が合った
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
関くんは肩で息をしながら 呼吸を整えている
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
関くんの手にあのキーホルダーが 握られているのに気がついた
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
キーホルダーを指差すと 関くんは恥ずかしそうに笑った
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
関くんが私の目を 真っ直ぐに見つめる
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
関くんの目がすごく真剣だ
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
関くんが深く深呼吸をする
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
2度目の告白
でも 、あの時の告白と全然違う
関くんの真っ直ぐな目 少し赤くなった耳
あの時の告白にはなかったのに この告白は......
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
鼓動が速くなる胸を抑え 涙声で問いかける
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
あの時の私達からは 少しも考えられない
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
西田 寿々(ﾆｼﾀﾞ ｽｽﾞ)
関 日向(ｾｷ ﾋｭｳｶﾞ)
嘘告なんて絶対にしちゃダメだ
だけど...私達は嘘告があったから こうして本当の告白が出来てる
その後見つめ合って私達は同時に 「ありがとう」と言って微笑んだ
[ 完 ]
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