コメント
4件
キャラクター なしで 、 こんなに上手くかける人 初めて見た 、 すごい 、 尊敬する 、
えぇ、めっちゃ好きです
喧嘩して馬鹿やって
ぶつかっていく毎日
怒られて、嫌われて
悔しくて泣いて
散々な毎日
きっと、そんな毎日も
いつかは忘れられて
それでも時々思いだして
あの頃の自分は
どうしようもないほど
負けず嫌いで
それでも心は強くて
そんな少年だった
これまでの人生で
良いことなんて、一つも
なくて、呆れられて
だけど、それでもね
落ちこぼれで、何も出来ない
自分を”彼女”は励ましてくれた
自分なりの人生を送れれば
それだけで良い
その言葉にどれだけ
心は救われただろうか
自分は元々、喧嘩なんか出来なくて
弱くて情けない
駄目な学生だった
ある日のこと
突然、不良にいじめられて
何もしてないのに
殴られて、蹴られて
笑われて
“ 助けて ”
救いを求めて叫ぼうとした
それでも、そんな勇気は
なくて、救いを求める度に
一人で何も出来ない
哀れな人間だとどれほど
思っただろう
当時、この辺で
一番の不良だった”彼女”が
惨めで情けない自分を
助けてくれた
最初は怖かった
不良という存在が怖くて
嫌いだった
だけど、話してみたら
彼女は良い人で
優しくて俺に教えてくれた
何をか、だって?
それは__
勇気を出して前へ進むこと
怖がらないで、諦めないこと
いつだって
その言葉を信じたよ
自分も彼女みたいになりたい
心も体も強くなりたい
そんな思いが胸に刻まれた
忘れられない大切な日
約束を交わしたあの日
いつだって
その言葉を信じて
一歩ずつ、前へ少しずつ
進んでいった
あの日以来、彼女とは
会うことはなくなった
いつか、会えることを
信じてその日まで
走り続けたよ
3年後
気づけば、自分は
心も体も強く成長していた
彼女の言葉があったからこそ
今の自分が実現できている
毎日、何度もあの日出会った
場所へ行って
会えることを願って信じて
ずっと待っていた
久しぶりに学校帰りの道で
再会した彼女
嬉しくて、嬉しくて
だけど__
彼女は、もう__
だけど、諦めなかった
彼女は、数年前と違って
嘘みたいに変わっていた
それでも
何度も、何度も
言い続けたよ
また、一緒に__
共に歩んで、
一緒に__
目を覚ましてよ
そんなのもう、通用なんて
しないよ
今の君だけだよ
世界は変わった
誰もそんなことなんてもう__
だったら、またつくろうよ
変えようよ
俺達で、新しい世界を__
諦めないから、
頑張るから、
待っててね
その日まで__
だから、見ててね
生まれ変わった自分を、
助けられてばっかで
頼りがいがなかったけど
今は__
これでも強くなったんだよ
今度は助けてあげるからね
” 先輩 ”