コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あっという間に過ぎて放課後
じゃぱぱ(緑雅神)
のあ(百井 希空)
色々あってのあさんが俺の家に来た。
可愛らしい姿に、少し香るいい匂いが玄関に漂う。
俺の母さんは写真を見た感じ、美しい女性で、のあさんとは真反対だった。
のあ(百井 希空)
じゃぱぱ(緑雅神)
俺は緊張していた。
人をあげるなんて初めてで、何をすればいいのか分からなかった。
とりあえず、自分も家に上がる。
俺は帰宅部、のあさんは転校してきたばかりだから部活に所属していない。
だから学校が終わったらすぐに帰ってきた。
じゃぱぱ(緑雅神)
俺は何故か勉強はできる方。
昔、誰か男の人に教えてもらっていた記憶があるが……
昔のことなんてそんな覚えていない。
だから……写真でしか両親なんて見ない。
のあ(百井 希空)
じゃぱぱ(緑雅神)
宿題している間に作ってくれた料理の匂いがしてくる。
じゃぱぱ(緑雅神)
いつも、冷凍のご飯しか食べてなかった。
俺は料理が出来ないから。
温かいご飯なんて13年ぶりだなぁ……
じゃぱぱ(緑雅神)
じゃぱぱ(緑雅神)
温かく、優しい手作り料理ってこんなにも美味しいものなのかと感動してしまった。
のあ(百井 希空)
じゃぱぱ(緑雅神)
そして、今日の宿題にまた取り掛かる。
じゃぱぱ(緑雅神)
のあ(百井 希空)
のあさんが何故かこちらをじっと見つめてきている。
俺何かやらかした?
そう怖く感じた。
のあ(百井 希空)
じゃぱぱ(緑雅神)
のあさんとか出来そうだけど……?
俺のただのイメージなのかな?
じゃぱぱ(緑雅神)
のあ(百井 希空)
そう言ってのあさんは頬を赤らめた。
そうなんだ……高校の問題……確かに難しいし……
そう思った俺は何かを思いついた。
じゃぱぱ(緑雅神)
のあ(百井 希空)
のあさんは目を大きく見開き「本当に!?」と言わんばかりの顔をした。
のあ(百井 希空)
じゃぱぱ(緑雅神)
のあ(百井 希空)
にっこりと俺の方を向いて笑った。
じゃぱぱ(緑雅神)
俺はその笑顔を見た途端に顔が熱くなった。
なんか……多いな……今日……//
よく分からない感情を持ったまま、のあさんに勉強を教えた。
思えばこの日から、憂鬱だった学校がある日々がこんなにも楽しい日々だったのかと……そう思うと胸が弾み、次の日が、またその次の日が楽しみになっていく。
この日から、俺の暗い暗い真っ暗な人生は照らされた。
ある1人の少女のおかげで。
転入生である"百井 希空"さんのお陰で。
俺は、笑うことが出来る。