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■中3恋愛中さん■ エル(中3)✕うさぎ(中3)
〈前編:告白ハイギア!〉
エルくんはかっこいい。 運動もできて人望もある。
リーダーシップもとれるし楽しいし、そこにもってきて頭も良くてクラス委員長だったりもする。
当然モテモテくんで、クラスにとどまらず学校の有名人だ。
そして今日も机に手紙が入ってたらしい。
『手紙って奥ゆかしくてええよね』 なんて、ぽろっと言った一言が数日で校内に広まって··· 告白はみんな机や下足棚に手紙を忍ばせるようになったんだよ。
兎「読んだの?」
いつも一緒の帰り道、俺的にはあくまでさりげなく聞いてみる。
L「いや」
そっか、また読みもしないで断っちゃうんだ。
せっかく引く手あまたなのに、エルくんって片っ端から掃いて捨ててるよな。 あ、引く手あまただから余裕ってわけ?
L「手紙もろてもね、申し訳ないけど興味あらへんし」 兎「ふーん」 L「ほんまやで」
それは、余裕とかってわけじゃなくもしかしてその··· エルくん、さ···
って、ずっとココロの奥にチラ見えしてたことを。 聞いて···みようか、な。
兎「···好きなコ、いるから?」
······ドキドキする。無意味に緊張しちゃってどうしたんだ俺。 顔、赤くなったりしてないよな?
L「おるよ」
···あ、 そか。
いるんだ。 ···へー。
兎「好きなコからの手紙なら、読む?」 L「当然」
なんだろなあ··· 俺ちょっとテンション下がってるんだけど。 なんで、かなあ···
テンション下がったからって、 兎「でっでも気持ちを伝えるんだったら、手紙より顔見て言葉で言うほうが男らしいじゃん?」
なんてほら、なにげにイジワルなモノ言いしちゃってるし···
L「男らしいて···手紙書いてるの女の子やがな」 兎「あれ、」 あれ、何言ってんだ俺。
L「でも、せやなあ···男らしく顔見て好きって言うべきやなあ」 兎「え」
え?何か決心しちゃった?
ま、まあ、エルくんにコクられて断るコなんていないよね、うん。
俺だって喜んじゃうもん。 俺、だって···
L「あのさ、俺はうーくんが好き」
うーくん。 ···え、何組のうーくんだ?
L「こっち向いてや、ちゃんと告白しとるんやから」 兎「は?」
L「ずーっと好きだったんよ、うーくん」 兎「へ?」
L「びっくりした?でも俺は本気やからちゃんと聞いてな?」
き、聞いてます、でも、
L「うーくんは?俺のこと好き?」 兎「や、あの、」
す、好きと嫌いで言ったらもちろん、好きだけどその、 ······え?
L「俺のこと好き?」
そんな、肩を掴んで間近で見つめちゃ···ダメ···/// っていうか、
兎「エ、エルくんの好きなコは、」 L「俺の好きなコはうーくんや」
エルくん······ 男らしーなぁ。
L「ねえ、うーくんは俺のこと好き?」 兎「へぁ?///」
L「こんなこと言われてイヤやった?」 兎「いえあの、···特には、///」
イヤではなかったというか〜///
L「それなら好きってことでええね?」 兎「······う、うん!///」
むしろテンション一気に上がったというか!
ローギアからハイギアにシフトチェンジしちゃったというか!
うん··· 好き、なんだね。俺も。 なんかいきなりでイマイチぽーっとしちゃってっけど、うん!
だってすごくドキドキして、あとはその、すごくその、 ······嬉しいし!///
そう、エルくんにコクられて断るやつなんていないよ!
L「あぁもうホンマ良かった!いつどこでうーくんを誰かにとられるか毎日心配しとったから」
効果音をつけるならまさしく「きらきら」っていうような笑顔で、エルくんが嬉しそうに言う。
兎「ふぇ?」 L「知らへんやろ?うーくんがどんだけ狙われてるか」
兎「し、知らない、だって手紙もらったとか呼び出されたとか全然ないよ?」 L「うん、その辺は知らんでええよ···ふふ」
え? なに、何か知ってるの? な、なんで満足気に笑ってんの??
L「気にせんで」 ···気になります。
頭の中がびっくりとかドキドキで全然まとまらないまま、もうすぐ俺んちが見える曲がり角。
L「うーくんの言葉で勇気出た!やっぱり思い切って言うて良かったわ」
そ、そういうつもりで言ったんじゃないんですゴメンナサイ。 でも俺も超~良かったです、はい。
L「でさ、今日って予定ないやろ?うーくんの部屋に寄ってええ?」 兎「え?部屋?」
こ、この展開の直後に二人っきり?? いい、けど、ちょっとあの〜···うう///
L「うーくんそないに恥ずかしがることあらへん」 兎「む、無理、///」 L「無理でも寄るね?」 兎「ふえぇ~///」
L「ね、いきなり襲ったりせえへんから」 兎「あああたりまえだろー!」
L「でもキスくらいはええやろ?」 兎「あ、う、///」
L「着いちゃったね、ほら上がって上がって」 兎「いや俺んちだから!」
ああもう、エルくんのそういうトコも実はドキドキ。
L「俺もうドキドキして倒れそうやわー」 兎「うそだぁ!」 L「本気やで···」 兎「あっ、ちょっと待っ、んん···!」
せ、せめて部屋に入るまで待てっての···!/// END
キスは乳首にもしたのか気になります←
コメント
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青春✨ほんとに襲わない⁇
え?襲いますよね?(圧)