突然だが私は赤が嫌いだ。
昔からよく赤を見てきた、赤は私から時間を奪って来るようになった
けど、私は赤を好きになりかけている。 だって
綴
こんなくだらない人生を終わらせてくれるから
綴
最悪…
私は家から追い出された
もう二度と戻ることは出来ないだろう、だって親は私を必要としていない
綴
私もスマホがあれば少しは楽だったのかな
そんなこと思ってもあの親がくれる訳ないよね
しかし困ったことに今日は雨で行く場所がない。
今日1日雨をしのげる場所はないかと辺りを見渡すと団地が見えた
綴
団地…?あったっけこんな所に、
まぁ、とにかく今日はそこで過ごさせて貰おう
そういえば前に誰かが噂してたな、 「雨の日に無いはずの廃墟が現れる」
綴
まさか、ね
けど別に帰る場所なんてないし、時間もない、それならいっその事この幽霊団地の捜索を……
綴
なんて、そんなことあるわけないかそもそも廃墟じゃなくて団地だし
綴
早く入ろ
団地の入口だと思ってください!!((主
綴
うわっ、雨酷くなってきた
綴
早くやんでくれないかな〜
ふと団地の奥に何かが書かいてあるのが見えた
何が書いてあるのだろうか、そんな興味本位で近づいた
しかし書かれてあったのはいちいち区切られて書かれていた言葉だった
「名前 教えたら 死ぬ 気をつけて 」
綴
なにこれ、
なにかのイタズラだろうか、そんなことを考えていると急に足元が揺れ始めた
綴
うわぁぁぁ!?!?
私は立っておくこともできず近くの壁に頭を打って気を失った