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あの春の日の出来事
私はまだ覚えている
親友の"冬音"と、約束した
卒業後の最後の公園での話…
冬音
夏目
冬音
冬音
夏目
夏目
冬音
夏目
いつも帰りに寄る公園で、ピコリーノに腰掛けながら談笑をする
これがいつもの日常
だけど、今日は冬音が元気が無さそうな顔をしていた
冬音
夏目
冬音
冬音
夏目
冬音
私が励ますように冬音の肩をバシッと叩くと、少しクスッと笑った
でも、それはまだいつもの冬音の笑顔じゃなくて、私はなんだか悔しい気持ちになる
夏目
夏目
冬音
冬音
夏目
冬音
夏目
夏目
冬音
夏目
冬音
夏目
冬音
冬音
夏目
冬音
私は、親友の役にたちたくて、近くのサイゼリヤで相談を受ける事にした
古びれた自転車に乗って、どんどんスピードを上げてこぐ
冬音
夏目
冬音
夏目
そんな感じで笑い合いながら、桜の木が見える所を見つけて、2人でちょっと寄り道する
夏目
冬音
夏目
冬音
夏目
冬音
冬音
夏目
そんな事を話して、また自転車にまたがり、サイゼリヤに行くのでした
店員さん
冬音
夏目
冬音
夏目
冬音
夏目
冬音
窓辺近くの椅子に座り、メニュー表を手に取る
夏目
冬音
夏目
夏目
冬音
夏目
そんな会話をしながら、店員さんに料理を頼んで、その間私は冬音の悩みを聞こうとした
夏目
夏目
冬音
冬音
冬音
夏目
まさかの言葉で思わず目を更に開く
冬音
夏目
冬音
冬音
冬音
冬音
夏目
冬音
冬音
冬音
冬音
夏目
夏目
冬音
冬音
優しく笑顔でそう言ってくれた冬音、その笑顔も、どこか切なくて…
私は、冬音の両親に良くして貰っていたし、冬音に優しかったのに、それが虐待しているとバレないための演技だったと思うと
腹が立ってくる
冬音は優しくて、勉強もスポーツもできて可愛いし、いい子なのに…
どこが不満なの…?
夏目
冬音
夏目
冬音
冬音
夏目
冬音
冬音
冬音
冬音は少し沈黙すると、震えた声でゆっくりと口を開けた
冬音
冬音
冬音
冬音
冬音
冬音
冬音
その時、冬音の目から涙が溢れていた、声がとても震えてて、親から何をされたのかが何となくわかる
夏目
冬音
冬音
冬音
冬音は…精一杯心配させないようにしているけれど、涙は溢れるばかりだ
夏目
冬音
夏目
夏目
冬音
冬音
夏目
夏目
冬音
店員さん
冬音
夏目
夏目
冬音
私はパクパクと急いで食べ、火傷しつつも完食した
冬音
冬音は黙々と食べ始めて、何分かかけて完食すると、私は…
夏目
冬音
冬音
夏目
夏目
夏目
そんなことを思いながら、私は…お会計を済ませて、店を出て、自転車にまたがった
冬音
夏目
あんな事を相談されてか、沈黙が続いた…。私は、冬音と約束をして欲しくて
とあることを持ちかけた
夏目
冬音
夏目
冬音
冬音
夏目
夏目
冬音
冬音
夏目
これが、卒業後の私と冬音との約束
…だけど
あれから数年後…
夏目
私は社会人として、株式会社デザイアンという所で働いていた
そこでは、服を売っており、私はデザイナーをしているのだ
これは、冬音の誕生日にとあるスノードームを送ってあげたくて、働き始めたのだ
夏目
夏目
夏目
夏目
私は鼻歌を歌いながら、軽い足取りで店に入った
店員さん
夏目
私が手に取ったのは、高校生の頃から冬音が欲しいと言っていたスノードーム
丸いハーバリウムのスノードームで、名前を入れてもらえるプレートが付いている
中身は様々な形の雪の結晶の形のラメが入っていて、細く、サンゴ礁のように綺麗な木のような植物が入っている
夏目
夏目
夏目
夏目
夏目
冬音
タッタッタッと駆け寄ってくる冬音、だけど、その時
冬音
キキーーーッッ
夏目
冬音
ドンッッ
夏目
人
夏目
夏目
人
夏目
夏目
上手く反応出来なかった
その出来事は一瞬で
私の大切なものを奪っていった
その日から、私は、精神的に病んでしまって、仕事もできなくて
ただ家で何も食べずに…泣いてることくらいしかできなかったの
でも、それは、時間が解決してくれると思って、一生懸命忘れようとした
だけど、大好きだった大親友だから、忘れるなんてこと…できなくて
したく…なくって、せめて、誕生日を祝いたかったな
…一緒にいたかったな
あんなことがあったのに、数年も経つと、涙は流れなくなって
でもその代わり
なにかの糸が切れて、ただベッドの上で寝てるだけの生活になったの
だけど、別にいいんだ
こうしてれば、いつか辛くなくなるから
夏目
ピンポーーン
夏目
優斗(兄)
ガチャッ
優斗(兄)
優斗(兄)
優斗(兄)
夏目
優斗(兄)
夏目
優斗(兄)
夏目
優斗(兄)
夏目
優斗(兄)
優斗(兄)
夏目
優斗(兄)
夏目
優斗(兄)
夏目
夏目
優斗(兄)
その時、お兄ちゃんは優しい笑顔で話してくれた
優斗(兄)
優斗(兄)
夏目
優斗(兄)
夏目
優斗(兄)
優斗(兄)
優斗(兄)
優斗(兄)
優斗(兄)
夏目
夏目
優斗(兄)
優斗(兄)
優斗(兄)
優斗(兄)
夏目
そう言い残して、兄は帰った
納得できない事もあったけど、兄の言ってくれた物は、なんだか心に響いたんだ
しばらくだった後、私は、久しぶりに食事をしたくなった
夏目
それは、昔冬音と一緒に食べた、ミラノ風ドリアだった
夏目
夏目
「いただきます」と言ってから、1口口に運ぶと
久しぶりの食事で、美味しくて、口に運ぶスピードがどんどん早くなる
何より、美味しくて、暖かくて、心がポカポカして…
涙が溢れてくる
夏目
私は、食べ終わった食器を放置して、すぐに眠りについた
しばらく経つと、ふわふわと、暖かい感触がし始めた
夏目
意識があまりハッキリしない中、目を開けると、そこは見慣れない所だった
だけど、聞きなれた声と、見慣れた人物が見えて、私は…涙が溢れた
夏目
夏目
それは、冬音だったんだ
冬音
夏目
私は思いっきり走って、抱きつくと、冬音は私の頭を撫でて言った
冬音
夏目
夏目
冬音
冬音
冬音
冬音
夏目
冬音
夏目
冬音
夏目
夏目
冬音
夏目
冬音
冬音
夏目
冬音
冬音
夏目
その時、冬音の姿が少し…、白い塵になって崩れていった
夏目
冬音
夏目
夏目
夏目
冬音
冬音
冬音
冬音
夏目
夏目
夏目
夢だった、だけど、夢じゃなかった
そうわかってても、辛い…
夏目
夏目
そこには、「また桜見ようね、いつまでも落ち込むなー!」と、冬音の字で書かれてたんだ
夏目
夏目
夏目
この朝、私は、もう一度、仕事をして、朝日を浴びてみようと思った
匿名ピーマン
おいしんぼたろー
匿名ピーマン
おいしんぼたろー
焦げすぎたぜ☆えびふらい
なんちゃって優等生
焦げすぎたぜ☆えびふらい
おいしんぼたろー
匿名ピーマン
なんちゃって優等生
焦げすぎたぜ☆えびふらい
おいしんぼたろー
匿名ピーマン
なんちゃって優等生
なんちゃって優等生
なんちゃって優等生
焦げすぎたぜ☆えびふらい
おいしんぼたろー
匿名ピーマン
なんちゃって優等生
夏目
夏目
夏目
そう呟いて、私はほろ酔いを1口、飲むのでした