主チャン
主チャン
主チャン
主チャン
主チャン
主チャン
主チャン
主チャン
❁⃘*.゚ ご本人様には一切関係ありません ❁⃘*.゚ 虐め表現あり ❁⃘*.゚ 💎🐰メイン ❁⃘*.゚ シネタ ❁⃘*.゚ 結構(過去1?)暗め ❁⃘*.゚ 駄作
💎君の心情
🐰君の心情
主チャン
明るくて馬鹿キャラで
グループや輪のムードメーカー
それが表(偽)の僕
裏(本物)の僕は
弱くて泣き虫で何も出来ない
だけど物理的に涙が出る訳ではなく
心の奥深く底に
まるで光が刺さない冷たい洞窟の中にある水溜まりのように
ポツポツと何年もかけ
辛さ、苦しさ、悲しさが溜まっていく
泣けなくなったのは何時からだろうか
忘れもしない中1の秋ごろ
…あの日が最後に泣いた日だ
💎
??
僕には大好きな親友がいた
優しくて紳士的な彼はいつも僕の悩みを聞いてくれた
💎
??
💎
彼はいつも僕が今一番欲しい言葉をかけてくれた
??
??
僕の幼少期は家族に恵まれていなかった
父親は不倫して家出
母親はまともに働かず暴力を振り
兄はそんな家庭環境に耐えられず自殺
学校ではそれが原因で虐めにあい除け者扱い
先生などの周りの大人に頼ろうとしても
鬱陶しがられるだけで何もしてくれない
自殺した兄が最期に残した言葉
「お前は絶対に泣くな」
泣いたら余計に暴力が増える鬱陶しがられる
泣くな、辛くても耐えろ
俺と同じようになるな
??
??
??
💎
??
💎
💎
??
優しい瞳でじっと見つめてくる彼
💎
??
💎
??
??
💎
??
💎
バシャン💧
💎
クラスメイト(クズ)
クラスメイト(クズ)
早朝、冷え込む中バケツに入った冷水を浴びさせられる
机には大量の画鋲と油性ペンで書かれた悪口
朝早くからこんな手の込んだ事良くやるものだ
そんな事を思いながら僕は
💎
強ばる頬を緩め
偽の笑顔で
💎
お礼を言った
クラスメイト(クズ)
クラスメイト(クズ)
そんな僕を見て笑顔になるクズ達
💎
ガラッ
先生
びしょ濡れの僕をみても担任は何もしない
それどころか「仕事を増やすな」そんな圧をかけてくる
先生
先生
クラスメイト(クズ)
「転校生」
クラスメイトが1人増える=虐めもそれに比例し増える
先生
??
そこで入ってきたのが君だった
初めてあの教室に入った時
言葉では何とも言い表せない不快感を感じた
教室は綺麗に整備されているし特別おかしなところなんてない
ポタポタ
だけど理由は直ぐに分かった
水滴が下に落ちる音
空は晴天
水音などするはずがない
音のなる方に視線を移すと
強ばった笑顔を作っている彼がいた
その瞬間僕は察した
この子を守る為にここに来たのだと
??
ニカッと真っ白な歯をみせて笑う君
人から笑いかけられたのなんていつぶりだろう
💎
それに合わせるように僕も偽りの笑顔を…
…あれ?
💎
いつもと…なんか…違う…(?)
💎
自然とスムーズに言葉が出てくる
なんで…温かい…安心(?)
感じたことの無い感覚
??
僕の名前をボソボソと呟く君
💎
??
💎
は?
…え?
??
??
??
💎
??
??
💎
??
??
💎
🐰
運のいい事に(?)ターゲットである彼と隣の席になれた僕は
迷わず君に話しかけた
💎
💎
ほとけ…か
神様みたいやなぁ
そういえば神様って誰にお願いやお祈りするんやろ…
頼れる人おるんかなぁ
…なんか本名で呼ぶの嫌やな
ほとけ…ほとけ
…イ…ム
いむ
いむ君!!
え…めっちゃ良いやん!
🐰
💎
ポカーンとした後はっとした様に尋ねる君
🐰
そうなった経緯を説明すると
💎
分かったような分かってないような顔
まぁいい。そんな事は
🐰
??
??
暗闇。体育館裏
放課後なぜか僕は転校生と共に体育館裏に居た
💎
??
呼び出しといていきなり…!?
💎
??
??
…そのまで分かってるなら察してよ
💎
??
??
??
💎
「信頼できる」
人に対して初めて感じた感情
根拠なんて何もないけど
この人を逃したら後悔する…と
僕の中の本能が教えてくれた気がした
💎
💎
ご両親のこと
お兄さんのこと
友達のこと
先生のこと
学校のこと
いじめのこと
辛い過去について洗いざらい話す君
その内容は自分になんて重すぎて
なんて返せばいいか分からなくて
🐰
泣きたいのはいむ君のはずなのに
自分は慰める立場で無ければいけないのに
耐えきれずに泣いてしまった
そんな僕にいむ君は
💎
謝りながら笑っていた
…ッなんで
なんで僕に優しくするん?
それだけ辛い過去があれば壊れていても可笑しくないのに
話を聞き出す前、僕は殴られる覚悟で聞いたんよ?
「辛いことを思い出させるな」って
少なくとも僕なら当たってしまう
こんな事聞いてくる非常識な奴なんて相手にしない
🐰
「なんで笑うん??」
💎
僕の過去を聞いて膝から崩れ落ちてしまった君は
少し落ち着いたあと勢いよく尋ねてきた
??
??
??
??
??
必死になって聞いてくる
なんでこんなに必死なのだろう
他人だし関係ないはずなのに
こんな一生懸命に…
💎
💎
💎
💎
💎
??
💎
💎
💎
💎
終わらせよう
そう言おうとした僕は次の瞬間
君の温かい腕に包まれていた
ギュっと君を包み込む
🐰
🐰
🐰
🐰
🐰
💎
🐰
🐰
🐰
僕といる時だけは泣いて
🐰
💎
🐰
💎
そう言って君の瞳から落ちた水滴は
この世の物とは思えない程綺麗な色をしていた
「泣いてもいい」
「頑張った」
一番…本気で本当に欲しかった言葉
言って欲しかった言葉
辛かった、怖かった、苦しかった
今まで耐えて耐えて耐え抜いてきた思いは
気づけば透明の涙となって下に下にと落ちていった
転校生の名前は「初兎」
兎が大好きな優しい男の子
そして僕の唯一の支え
あれから何ヶ月か経ち
初兎ちゃんの前でだけは素直な本当の自分で居られる様になった
大好き…ずっとずっとこのままで居たい
他は何も要らないから
初兎ちゃんとずっと一緒にいたい
だけど
🐰
神様は意地悪だ
僕に幸せなんて与えてくれない
放火事件
初兎ちゃんも初兎ちゃんの家族も全員死んだ
ころされた
僕の母親に
家で笑顔でいる事が増えた僕を不審に思い調べた所で初兎ちゃんの存在を知ったらしい
あぁ…僕のせいだ
明るい君の未来を潰してしまった
💎
涙が零れそうになる
…
ダメだ…泣いてはいけないのに
泣くと楽になると君が教えてくれた
僕は楽になったら…幸せになったらいけない人間
死ぬとき辛かったよね…苦しかったよね…
もう変わってあげるのことは出来ないけど…
僕はもう泣かない
君がいない世界で生きる
これが今の僕に出来る自分への最大限の罰だから
兎
草むらからそっと僕をみつめてくる兎
その優しそうな目はどこか君に似ている気がした
「涙」
❦ℯꫛᎴ❧
コメント
48件
ハッハッハww(((殴 え、………すげ!!o,+:。☆.*・+。 推しをいじめた罰は許されないぞ!ゴラ!!ww 今日も凄いっす!!
いやぁ神作品すぎた……ありがとうございます(´ー`)人
え、🐇ちゃ… すぅー、ちょっと、💎くんの母親と💎くんをいじめてたクラスメイト達〇って来て良いですか??((((