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小 林 一 花
通称・高嶺の花である私は無事にレポート提出が出来た。
いくら高嶺の花だからと言って支障が出るほどこだわる必要は無いが、 やっぱりここまで自分の力で頑張ってきたなら努力は惜しみたくない。
それに、琉聖くんの気持ちが本当だって言うなら真剣に考えていきたいと思うが…
あの真剣な瞳がずっと記憶に残ってる。 そう思うと授業が全然集中出来なかった。
考え事をしていると、
隣の席の山田さん
小 林 一 花
小 林 一 花
隣の席の山田さん
っていうのは嘘で…
隣の席の山田さんもきっと変に思ってるだろう…ごめん…
今日の授業は、頭の中が授業内容ではなく琉聖くんの事でいっぱいだった。
小 林 一 花
つい気になってしまい、足が勝手に美術室まで動く。
会えたらいいなの気分で美術室に寄った。
誰もいない静かな廊下を私の靴がトコトコと音を奏でる。
美術室は暗く、人の気配がなかった。
小 林 一 花
そう呟いた瞬間
森 田 琉 聖
小 林 一 花
琉聖くんがいた。何だろうこの気持ち。
小 林 一 花
そう聞くと、
森 田 琉 聖
心臓がドクンと波打つ。 心臓の鼓動がバクバクうるさい。
小 林 一 花
何でこんなバクバクしてるんだ私。
相手は一目惚れで私を好きになったんだ。そう、ただの一目惚れよ。
そう心に言い聞かせてもダメだった。
すると、突然
森 田 琉 聖
もう、何もかも急すぎて着いていけない
小 林 一 花
内心はとても嬉しかったしドキドキした
小 林 一 花
森 田 琉 聖
森 田 琉 聖
と言って笑っていた。
その笑顔が太陽よりも眩しかった。