まんじろー
まんじろー
まんじろーに呼ばれた
でも行きたくない。 ケンちんはもうそろそろ慣れてきたところだけど
自分よりも大きい男の子は怖い。
ましてやヤンキーなのだ。 関わりたくない。
樹里亜
まんじろー
まんじろーはそう言って、ケタケタ笑う。 図星だったが、まんじろーに見透かされてその上笑われたら
樹里亜
どうしても反抗してしまうわけで。
しかし、
まんじろー
どうもまんじろーには隠せない。
それもそのはず、声が震えてしまうのだ。
樹里亜
その原因はジュリの性格にあるようで、 どうやらジュリは重度の人見知りのようだ。
タカちゃん
樹里亜
タカちゃん
タカちゃん
幸運な事に、まんじろーーの友達のコミニュケーション力には問題がないそうで、 あちらの方から話しかけてくれた。
樹里亜
タカちゃん
けんちん
けんちん
樹里亜
けんちん
タカちゃん
タカちゃん
いくら人見知りのジュリでも、幼いながら妹がいる三ツ谷にしてみれば可愛いもので、 三ツ谷に懐くのに時間はかからなかった。
樹里亜
樹里亜
こんな感じでタカちゃんやけんちん、その他の東卍創立メンバーと出会ったのは ジュリが小2・3の出来事だった。
それから数年後、ジュリは中学に上がった頃。
あの後すぐに東卍が結成され、今では渋谷を仕切る大きな暴走族となっていた。
そして、今日は集会だ。
樹里亜
タカちゃん
ジュリは毎回タカちゃんを見つけたら飛びついていく。
これは2人のスキンシップで、今ではジュリはタカちゃんの妹の様な存在である。
タカちゃん
樹里亜
タカちゃん
樹里亜
タカちゃんは昔から褒めてくれる時は毎回頭を撫でてくれる。
ジュリはこの手が心地よく感じる。
ジュリはずっと、タカちゃんの妹ポジなのだ。
樹里亜
タカちゃん
樹里亜
けんちん
けんちん
樹里亜
エマ
エマが来るときは大体ジュリ、まんじろー、エマで来るか、けんちんとくる。
そして今日は、ジュリとまんじろーが寝坊したせいでエマが来てることに気づかなかった。
つまり、エマはけんちんと2人できたのだ。
樹里亜
絶対にそうだ。だって、エマニヤニヤしてる。
けんちん
樹里亜
エマ
樹里亜
樹里亜
エマ
そう言って顔を赤らめるエマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
そう、ジュリはタカちゃんこと三ツ谷隆のことが好きなのだ。
樹里亜
しかし、きっとタカちゃんはジュリのこと、妹のような幼馴染だと思ってるはず。
エマ
エマ
でも、エマはけんちんと両思いだ。
樹里亜
どうすれば好きになってもらえるのかな…
ジュリがタカちゃんへの恋心に気づいたのは、つい最近の出来事だった。
それは、エマの部屋で恋バナしてたとき。
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
実のところ、嘘だ。
わからないって言った方が正しいかもしれない。
エマの恋バナを聴いていると、必ずタカちゃんの顔が浮かんでくる。
樹里亜
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
樹里亜
エマ
エマ
エマ
エマ
樹里亜
その言葉で、全身がドクドク脈打つように鼓動した。
顔が熱くて、心臓が痛い。
樹里亜
助けを乞うようにエマの方を見る。
しかし、エマのニヤニヤが増す一方だった。
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
エマ
樹里亜
樹里亜
エマ
樹里亜
樹里亜
樹里亜
エマ
樹里亜
そうして、今に至るのだ。
樹里亜
エマ
樹里亜
エマ
樹里亜
樹里亜
エマ
樹里亜
けんちん
エマ
タカちゃん
樹里亜
エマ
けんちん
樹里亜
タカちゃん
樹里亜
樹里亜
タカちゃん
樹里亜
タカちゃん
樹里亜
まんじろー
まんじろー
樹里亜
タカちゃん
樹里亜
タカちゃん
樹里亜
こうして、今日のところは解散になった。
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