帰り道
一人で歩いていると誰かとぶつかった
日向
月島
どこか俺に似てるような気がした
日向
月島
彼は少し驚いた様子だったが
名前を教えてくれた
月島
日向
月島
日向
月島
日向
月島は、渋々俺に聞いてきた
月島
日向
月島
日向
なんでバレたの?
隠してたはず…
表では感情を出すようにしていたはず
なのに…
なんで?
月島
日向
月島
日向
月島
月島
月島
月島
月島
月島
日向
なんでだろ…
上手く隠してたつもりだったのに…
ちゃんと笑顔作れてたはずだったのに…
なんで、なんで
月島にはわかるの…
日向
月島
日向
月島
月島
月島
月島
月島
日向
月島
月島
月島
月島
いいな
本当の自分に気づけるのってそんな簡単じゃない…
けど、月島は気づけた
どうやって?
それは分かんないけど…
あぁ…
これじゃあ…
憧ればっかりになっちゃうなぁ
月島
月島
月島
月島
日向
日向
月島
日向
月島
月島
日向
月島
日向
いつものように歩いて帰っていたら…突然…
誰かとぶつかった
月島
日向
月島
急に謝られた
びっくりした
とても心優しい人なのだろうと
心の中で思っていた
日向
月島
急に名前を聞かれてびっくりしたけど
俺は君の質問に答えた
月島
名前を教えると君は
作ったような笑顔で
日向
と返した
それに続けて
日向
まるで感情がない人みたいになっていた
月島
日向はきっと、
僕と似たタイプなのだろうと思った
本当の自分に気づけず生きていた僕のようなのだと
俺は渋々日向に聞いてみた
月島
月島
日向
多分日向は
なんでバレたの?
隠せてたはず
とか心の中で何回も繰り返してるんだろうなと
思いながら
僕は言った
月島
日向
確信したかのように
日向は落ち着いて僕の話を待つ
月島
月島
月島
月島
月島
月島
日向
一言も喋らず
どうしていいか分からないこの状況
本当は辛かったんだろな…
こんなこと一人で抱え込むなんて…
ちゃんと相談しなよ…
一人でなんて…
誰もなにも出来ないじゃん…
日向
日向は泣きそうな目で言ってきた
月島
日向
月島
月島
月島
月島
月島
日向
確かに自分もそうだと
言っているような感じがした
月島
月島
月島
月島
どうやって気づけたのって聞いてくるのかと思った
けど、聞いては来なかった
いつでも相談にのってあげたいって思った
から僕は口を開いた
月島
月島
月島
月島
日向
日向
月島
日向
やっぱ笑えてない…
本当は笑えるのに…
笑えない…
そんな時こそ
相談してきて欲しいな…
月島
月島
日向
月島
日向
最後まで無理する必要は無いよって
伝えた方が良かったのかな…
この時の選択は…
間違ってなかったと
めちゃめちゃ後に気づき
僕は号泣した…
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