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キーンコンカーンコーン
……やけにチャイムが耳に来る
しかし、 ようやく今日の授業が終わり 帰れるというのだ
中也
そう思い、校門へと向かおうとした矢先…
ふと、上から声がした。突然の声に思わず……上を向いた しかし、
中也
思わず口から零れてしまった よく分からない奇妙な奴が天井をふわふわと……
中也
太宰
中也
周りの目なんて気にせず精一杯の怒号をぶちまけた
もう秋だというのに唐突に蝉がしきりに鳴き立てるような…去ったはずの夏が訪れた
蝉時雨と死にたがり亡霊
