プロローグ
小 林 一 花
いつも通り朝6時半に設定した、ひとり静かな部屋で大音量のアラームが鳴り響く。
良い時に夢を遮られる時間が今日も来た。
小 林 一 花
嫌だ嫌だと思いつつ、重い体を起こす。
顔を洗い、制服に着替え、1階に降りて朝食を済ませる。
小 林 一 花
ご飯に関しては母に毎日お世話になっているので感謝を伝えるようにしている。
母
母が皿洗いをしながら言う。
父
父も新聞を読んでる目を止めて顔を合わせて毎日言ってくれる。
小 林 一 花
玄関で靴を履き、私の1日が始まる。
学校では高嶺の花であると噂の私の1日がこんなに大変だなんて、家族、いや、きっと誰もが想像していないだろう____
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