眞子ちゃん(中学生)
眞子ちゃん(中学生)
美香(中学生)
美香(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
美香(中学生)
眞子ちゃん(中学生)
杏菜(中学生)
2人と距離を取らなければ2人に迷惑をかけてしまう
だから私は2人に嫌われなければならない
でもそんなことは簡単だ
嫌われる、と言うのは好かれるより簡単だ
ひどいことを言えば相手も嫌いになってくれる
冷たくすれば自然と離れていく
2人のことは極力傷つけたくない
だから私は2人に冷たくしようと思った
美香(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
眞子ちゃん(中学生)
杏菜(病み)
眞子ちゃん(中学生)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
美香(中学生)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
美香(中学生)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
眞子ちゃん(中学生)
なんでこんな酷いことを言ってしまったのだろう
言った後に私の心は後悔心に支配された
2人を傷つけるつもりなんてなかったのに
2人は友達じゃない、なんて嘘なのに
本当は2人のこと……大好きなのに
私たちの間に数秒の沈黙が続いた
その数秒でさえも私には数分、いや数時間のように感じられた
美香(中学生)
美香(中学生)
杏菜(病み)
聞きたかったはずの言葉なのに
どうしてこんなにも心は苦しいのだろうか
2人のためにこんなことしているのに
なんで2人とも……悲しい目をしているんだろう
杏菜(中学生)
あの出来事からなにがあったのかあまり覚えていない
でも、2人とは一切話さなかった
顔を合わせてもくれなかった
それだけは……その時の2人の顔だけは
今でも鮮明に覚えている
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
その日は一日中泣き崩れた
心の中でボロボロと何かが崩れていく
そんな音が聞こえた
それからはなにも身に入らなくなった
勉強はなんとかできているが、逆にそれ以外できなくなった
亜美
美香(中学生)
眞子ちゃん(中学生)
季
あれから4人はずっと一緒だった
あの時悲しそうな顔をしていた2人も今では楽しそうだ
するといきなりみさきが近づいてきて……
みさき
そう言い残して私の横を通り過ぎた
この時から私はもう
壊れていたんだ
4人を横目に今日もまた1人
でも今はなぜかなにも思わなかった
2人と縁を切ったからだろう
そう思えばこの決断と選択は正解だったのかもしれない
半年後
杏菜(中学生)
私は念願の北高に合格した
もちろん私をいじめていた人(特に女子)は偏差値が足らずに不合格
眞子ちゃんと亜美は北高よりも偏差値が高いトップ校へ
美香と季はここと同レベルくらいの別の学校へ行った
ここには私の友達もいじめっ子も、誰もいない
ここで私は自分らしい人生を歩むと決めた
誰の手も借りず、自分の手で
自らの道を切り進んでいく
そう、決めたんだ
それから私は将来のためにスキルを上げることを目標にした
将来の夢はプログラマー、小説家だ
小説家は副業としてやろうと思っている
なので私はプログラミング教室に通ったりたくさんの小説を書いたりしていた
その結果……
プログラミングの先生
杏菜(高校生)
プログラミングの先生
プログラミングの先生
杏菜(高校生)
プログラミングの先生
プログラミングの先生
プログラミングの先生
杏菜(高校生)
プログラミングの先生
プログラミングの先生
杏菜(高校生)
プログラミングの先生
プログラミングの先生
プログラミングの先生
杏菜(高校生)
私はプログラミング言語を次々とマスターしていった
まぁ大体は先生のおかげだ
そのおかげで私は大会でも爪痕を残すほどの実力をつけて行った
そうして過ごしていくと時間はあっという間に過ぎていくので
私はいつの間にか大学生になった
杏菜
私は住んでいるところで一番近く、しかも結構大きい大学に入学した
プログラミングを磨く人や絵を磨く人、料理を磨く人など
ここには別々の目標を掲げて入学してきた人が多い
私はもちろんプログラミングを磨くためにきた
杏菜
杏菜
窓からは海が見える絶景
鳥の声が耳を綺麗にしてくれるような
そんな自然豊かなこの大学は私の憧れの場所だった
そんなふうにこの大自然を見ていた
眞子
杏菜
私に話しかけにきたのは
昔酷いことを言った幼馴染、眞子ちゃんだった
杏菜
眞子
眞子
杏菜
眞子ちゃんはとてつもなくえが上手だ
まさにプロ並みと言えるほど
だから眞子ちゃんがこの大学にいてもおかしくはなかったのだ
眞子
杏菜
眞子
杏菜
眞子
杏菜
杏菜
杏菜
杏菜
眞子
私は思わずその場から立ち去った
今は会いたくない、嫌いとかではない
昔酷いことを行った手前、今さら昔のようなノリではいけないのだ
私は二度と友達を作らない
そう決心した日から
そうして私は眞子ちゃんから逃げるように
泣きながらその場から離れた