ログ音声.1
了解。なんでlevel14みたいなのか、もう一度説明してくれる?
ログ音声.2
分かった分かった。それじゃ、フォーラムのホラー話を覚えてる?
ログ音声.2
廊下についての馬鹿馬鹿しいやつね
ログ音声.1
うん。先週そのことで笑ったよ…
ログ音声.2
それでさ、これは奇妙に思えるでしょ____
ログ音声.1
ああ、なんてこった
ログ音声.2
そうだね……見つけたんだ。ここで
ログ音声.1
…
ログ音声.2
何?
ログ音声.1
マジで言ってる?それ
ログ音声.2
いや、マジの話!
ログ音声.1
小学生が作ったみたいな話が真実なの?
ログ音声.2
まあ、冗談だと思ってたんだけど…
ログ音声.2
ほら、一緒に例の扉を探しにきてよ
ログ音声.1
いいよ
ログ音声.1
でももしこれが冗談だってわかったら、ここから離れるよ
ログ音声.2
いやいや、そんなふうに思わないでよ!本当だって_____
ログ音声.1
……ただの扉だよ
ログ音声.2
そうだけど、その色褪せた跡が見えない?
ログ音声.1
誰でもそこに付けられるんじゃ__
ログ音声.2
冗談じゃないよ。もう一度、そのページを開いて
ログ音声.1
う〜ん、分かった。ちょっと待って
…この廊下に入る最も一般的な方法の1つは、感嘆符の記号が書かれた扉を通過することで侵入できる…
ログ音声.1
……じゃあ
ログ音声.2
さあ、ここで歴史を作ることができるよ!伝承が真実であることが分かった!
ログ音声.2
そうでないと、噂が広まる前に私たちは一巻の終わり
ログ音声.2
頼むよ。中を見て終わり、いいね?
ログ音声.1
…
ログ音声.1
分かった。ちょっと見るだけ。それで終わり
ログ音声.2
さて、何が待ってるかな?
ログ音声.1
そうだね…
ログ音声.2
理由もなくこんなに静かなの?
ログ音声.2
そのページをいくつか、もう一度確認して…
…人々が最初に足を踏み入れる部屋は、全体が反射金属で覆われ、仄めいた赤い照明で照らされる…
ログ音声.1
照明はどこ?
ログ音声.2
というか、他のものもどこにあるんだろ?
ログ音声.1
…言いたくないけど、それを確かめる方法は一つしかない
ログ音声.2
うん。それじゃ、この気味悪い廊下の中に入りたい?
ログ音声.1
そうは思わないけど、これ全部…思ったよりもヘンテコ過ぎる
ログ音声.1
ああ、くそっ。大丈夫?
ログ音声.2
この場所ってほんとに埃っぽい。ほんとに古い建物で見かけるような埃っぽさ。
ログ音声.1
ねえ、一歩中に入るだけで十分かな?
ログ音声.2
うん。そうだね__水をちょうだい__
ログ音声.1
…何が起きたんだろう?
ログ音声.2
それってどういう意味?
ログ音声.1
分からないけど、この場所は…
完全に忘れ去られていたような感じ…
ログ音声.2
なんだか変な感じ。物語みたいだなあ
ログ音声.1
物語は長く語られるためだけにある。最終的には誰かがそれを歪めて、元の物語が何であるか誰も分からなくなる。本当に滅茶苦茶な忘れ方だ。
ログ音声.2
分かりました、ソクラテス先生
ログ音声.1
ちょっと!これ本気で言ってるんだよ!?
ログ音声.2
冗談はさておき…それ、実は興味深くて良い仮説だと思う。
ログ音声.1
そうかな?正直なところ、受けが悪いかな〜って一瞬思った
ログ音声.2
ううん。ほんとにそれ気に入ってる!色々考えさせられるんだ!ね?
ログ音声.1
えっと…無理しなくていいよ!
ログ音声.2
まあ__それは__その__
ログ音声.1
単に気を使っただけでしょ?ね__
ログ音声.2
あー…ちょっと待って。何かわかるんだけど、それをまとめるのにちょっと時間がかかる
ログ音声.1
それじゃ
ログ音声.2
よし、まず思ったのは…これは私達のせいかな?
ログ音声.1
まあ、それは私たちのってワケではないだろうけど__
ログ音声.2
それはわかってるけども!あー、つまり……BackRoomsにいる人たちのこと。私達は普通、自分で見ているlevelの話を周囲に広めるよね。この場所の話は何回語られたかな?誰かしらは一部を忘れてないかな?私達は段々と…気づかないうちにこの場所を捻じ曲げていった…
ログ音声.1
やれやれ、今は君がソクラテス先生になってない?
ログ音声.2
うーん…それはそうかも
ログ音声.1
でも、そうだね、それは私もそう考えてた。まとまった言葉にしてくれてうれしいよ、へへ
ログ音声.2
あれ、ここは例の廊下じゃないや…
ログ音声.1
うん…ここはエンティティが集まる部屋じゃなかったっけ? ちょっと待って…
…最初の部屋には2つの扉がある。一つは入ると施錠されるが、その後ろに危険生物が集まり、抜け出そうとしている音が聞こえる…
ログ音声.2
まあ、ありがたいことに今は何もないよ!
私達はお終いだったかも知れないね!
ログ音声.1
たしかにそうだったろうね…まあ、様子を確認___
ログ音声.2
なんてこった、ここで何かの死体のような匂いがする___
ログ音声.1
見えてきた骨が何の生物かもわからない…
ログ音声.2
一つは笑い顔の奴だと思わない?
ログ音声.1
まさか、あの単に顔が浮いてるやつが…うそでしょ…?
ログ音声.2
分かんないけど、あれは不定形の体をしてるって聞いたよ
ログ音声.1
もしあの体が不定形なら、骨なんてどこにもないでしょ。ばかだなあ
ログ音声.2
ねえ、そんな事で機嫌悪くしないでよ。トカゲとか鳥とかヘビとかも聞いたけど…
ログ音声.1
正直、ヘビなら分からなくないかも。ヘビは早いからね。うん。
ログ音声.2
分かった、もうここから出よう。このにおいは吐き気がするよ。
ログ音声.1
うん。その通りだね
ログ音声.2
それで…ここだ。廊下への扉。
ログ音声.1
本当に10kmもあると思う?
ログ音声.2
ははは、ないない。いくら運動神経が高くたってその条件で生き残るのは無理だよ
命がけで走りながら、そんな事を推測したなんてどうしたってありえないよ。
ログ音声.1
言えてる
ログ音声.2
さて…用意はいい?
ログ音声.1
かもねー?まあこれまで見てきたことを考えると、何か曖昧なものになると思えないけど…ただ___
ログ音声.2
やっぱり緊張してる?
ログ音声.1
う〜ん
ログ音声.2
でも、それ分かるよ。そこに何があるかは誰も分からないじゃん?多分それってこの全体の中で保存されたたったの一部。つまり、それがここの主な場所
ログ音声.1
その通りだね
ログ音声.2
ねえ、でも大丈夫。私達は一緒に居る。私は君と一緒にここに居る。そこに入って、数歩入って、そして地獄がまだここにあることがわかったら…私達は最後まで一緒にいる。
ログ音声.1
へー……ありがとう。
ログ音声.2
それじゃ、扉を開けるよ
ログ音声.1
用意がいいなら、いつでもどうぞ。
ログ音声.2
ねえ、ここは…
ログ音声.1
完全に廃墟になってるね…
ログ音声.2
うん、もう一回言ってくれるかな
ログ音声.1
これは…くそっ、正直言葉も出ない
ログ音声.2
ここは他の部屋よりも多く骨がある…ああ、なんてこった___
ログ音声.1
何?どうしたの?
ログ音声.2
ねえ、壁を見てごらん
ログ音声.1
ああ、そうだね。これは…確かに傷がついてる
ログ音声.2
……
ログ音声.1
どうしたの?
ログ音声.2
こいつら…絶望して、飢えに苦しんでいる感じ。食料源が、ある時点で止まったに違いない
ログ音声.1
もしかしてこいつらは食料を求めて壁に目を向けたの?
ログ音声.2
壁、床、周囲の何もかも……同類かもしれない
ログ音声.1
本当にこいつらがそうすると思うの?
ログ音声.2
それが最初の解決策だったとしても、最後の解決策だったとしても……こいつらはある時点でそうした。ほら、骨の一部も引き裂かれてるように見える。
ログ音声.1
なんとまあ…これは…信じられないくらい滅茶苦茶
ログ音声.2
本当に気の毒だと思わない?
ログ音声.1
そうだね
ログ音声.2
まあ、進む方法はあるよ。…そうしようか?
ログ音声.1
私達はこの探索をマジにやってるのかな?
ログ音声.2
そうだよ!私達は今ここにいるよ!私達だってそうだよ!
ログ音声.1
それじゃ、他に何が見つかるか見てみよっか
ログ音声.2
さあ、それじゃあいこう!不気味な放棄された廊下を冒険しよう!
ログ音声.1
ねえ、ちょっと思ったんだけどさ
ログ音声.2
ん?
ログ音声.1
ある場所が、‘失われた階層の廃棄場’なのをしってる?ここがその場所に落ちたと思う?
ログ音声.2
う〜ん、それが以外だとは思わないけど、もしそうだとしたら、この場所は今以上に極端な崩壊をしてると思う
ログ音声.1
くそー、それはごもっとも
ログ音声.1
ところで、数秒先で左に1歩踏み出してみて
ログ音声.2
待って、なんで___うわっと!!
ログ音声.1
ほら、気をつけなきゃ
ログ音声.2
はい、そりゃどーも!くそ、かなり窪んでるみたいだなあ
ログ音声.1
分かった、ちょっと待ってて、次に見つけた落とし穴を超えるのを手伝ってあげるよ
ログ音声.2
へー、そりゃどーも
ログ音声.2
ねえ、さっき君が言ってた仮説なんだけどさ…
ログ音声.1
まだそのことを考えてたの?
ログ音声.2
そうだね、考えれば考えるほど気が重くなってきたかな
ログ音声.1
どうしたもんだろ。引きずってたんだ?
ログ音声.2
もし君の仮説が本当なら…それは他の事にも当てはまるかな?
ログ音声.1
……いやいや
ログ音声.2
けど、考えてみて。もし語られる話がlevelの姿を変えるとしたら、あの化け物共はどうなるかな?BackRoomsの人達は?私達はどうなるの?
ログ音声.1
わ、わあわあ___分かった、ちょっと待って、落ち着いて___
ログ音声.2
誰かが‘故郷’に帰る道を見つける時まで、みんな私達が判るかな?私達のことを覚えてるかな?私は___私は___
ログ音声.1
分かった、私を見て。
ログ音声.2
…
ログ音声.1
何回か、深呼吸してみて。まあ、出来る範囲で。ここは、まだ埃でちょっと息苦しいけどね。へへ
ログ音声.1
よし、良かった。今は少し苦痛が和らいだみたいだね
ログ音声.2
そう…そうだと思う…
ログ音声.1
ねえ、聞いて。私の仮説は単なる仮説、分かった? それは現実でも何でもない。この場所はいつもこうだったかも知れない。君が示したように、崩壊した空間へ落ちたかも知れない。また別の何かが起こった可能性だってある!
ログ音声.2
私は…でも___
ログ音声.1
─それで、もしそれが正しいとしたら? この階層がそうだったように、人々が忘れられるなら? この階層がそうだったように、私たちも忘れられるなら? それなら一緒に忘れられよう
ログ音声.2
……
ログ音声.1
全てが終わっても、私は君のそばにいる。何があっても
ログ音声.2
へー……それは本当に嬉しいね、本当に……ありがとう。これで忘れ去られるね
ログ音声.1
宇宙の知られていないところへ
ログ音声.2
これ、廊下が今までのどこよりもからっぽだ…
ログ音声.1
うん、埃っぽくないのも分かる……興味深い目印だね
ログ音声.2
どんな?
ログ音声.1
化物どもがどれだけ自傷行為をしたか
ログ音声.2
ああ、うん。それ正しいと思う
ログ音声.1
廊下の出発点で食料が不足し始めたに違いないね。何体かは食料をあさるためにもっと下に逃げたに違いないよ
ログ音声.2
けど、それは最善策じゃなかったんでしょ? つまり、ここまでたどり着いたヤツは何体いるかな? この時点で食料が豊富だったとは思えない
ログ音声.1
ここから外れ落ちる可能性を忘れてるよ
ログ音声.2
繰り返しになるけど、それって仮説的にはどれくらいの頻度で起こるかな?
ログ音声.1
まあ、確かに
ログ音声.2
疑問なんだけど……化物の何体かが、何とかしてそう出来たと思う?
ログ音声.1
廊下の端からいけるんじゃない?
ログ音声.2
うん。出口は人間だけに存在するわけでもないね。まさか化物も同じように出たりするとか?
ログ音声.1
アイツらがそこを出口って理解できるほど賢いなら、私は出ていった可能性があると思う
ログ音声.2
うわ、大群の全部が出た場合、どんなことになるか想像できる?
ログ音声.1
大分参ったことになると思うけど、アイツらって、全部が別々のランダムな階層へ辿り着くのかな?それとも同時に全部が同じ部屋に行き着くとか?
ログ音声.2
その上で、この箇所をかくにんしてみて
…集団がこの階層へ入る必要がある場所、それぞれが異なる廊下に分断され、同じ空間に複数人が移動することはない…
ログ音声.2
いくつもの例からして、もっと多くの化物が逃げ出して、残りのBackRoomsにあふれる可能性があるね
ログ音声.1
……うげ。まあ……少なくとも、その法則がなくなってるのは分かってる! だって、私たちは一緒にここにいる
ログ音声.2
それは本当にね、うん
ログ音声.1
待って……ねえ、光が見えたと思う___
ログ音声.2
私たち……本当に最後まで辿り着いた?
ログ音声.1
うーん、そうだろうね。そんなに長い間歩いてはいなかったと思うけど、ここで何時間も過ごしたような気がする
ログ音声.2
これは……私がここで期待していた体験じゃなかったけど、これはこれで良かった!
ログ音声.2
そして、君が私へ一歩踏み入るように説得してくれて嬉しかった。この場所はもう何もなくなったのに、私は……まだここが興味深いって思った
ログ音声.1
うん、その通りだね!
ログ音声.2
ねえ、そのことで……君の仮説に付け加えたいことがあるんだ
ログ音声.1
もう一回、是非聞かせて!
ログ音声.2
私たちが最初にここに来た時、当初の意図とは異なる観点から物事が語り直されることについて話したよね? それを何か新しいものに歪め、本来の形から分断される……それが何であれ
ログ音声.1
うん、そう話したね。それがどうかしたの?
ログ音声.2
どう思う? 時にはそれが最善になることもある?
ログ音声.1
続けて
ログ音声.2
つまり、ストーリーテラーの視点からそれを想像してみて。君は物語を伝えたい。人々は君に具体的な内容を求めるけど、君はそれは退屈と思う! それで、君はそれをつくり直して、そこに何か新しいものを織り込んで、元のヴィジョンじゃまるで見れないような新しい生命感を与える
ログ音声.1
それは詰まる処、どういうふうになっていくの?
ログ音声.2
それって、何のためだと思う? 階層に対して? 或いは話題のものに対して?
ログ音声.1
うーん、やっぱり分かんないと思う
ログ音声.2
それが不死鳥みたいに! それは死ぬかも知れないけど、新しく生まれ変わる、多分以前以上に良い姿でね! この場所にも同じことが言える! あのフォーラムの投稿が現実になる可能性はとても高いよ! 私たちがまだ見つけてないだけで!
ログ音声.1
……本当に、この場所のあのバージョンを見つけたいの?
ログ音声.2
ねえ、ここだけそれを例に使ってるだけだよ! でも想像してみてほしいな。たった一人の聞いたことが改善に適してるって理由だけで、前例のない新しい方法で階層が僅かに変化する。こんなに信じられないほどクールでパワフルなことを知ってる?
ログ音声.1
今、君は自分の主張を見失い始めてると思う
ログ音声.2
もしかしたらさ! この予想は刺激的じゃないかな? でも、えーと、うーん……ああ! 私が目指しているのはつまり……例え何かが変わったとしても、大丈夫! 変化はクールで、興味深い。人生にちょっとしたスパイスを! ずっと同じままじゃつまらないよ?
ログ音声.1
……ふーん。それは……信じられないほど楽観的! その意見には私も同意
ログ音声.2
わー、それがある程度のまとまった意味を持っていたのは嬉しいね!
ログ音声.1
……それで、ここの出口の先には何があると思う? 今の状態だと、誰かをランダムなレベルに送れないと思わない?
ログ音声.2
どうだろうね? それはあまり難しく考えてないや。それに……何があっても、面と向かおう
ログ音声.1
一緒に?
ログ音声.2
うん、一緒に