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冷たく硬い床に寝転がっていることに不快感を感じつつ俺は目を開けた。そうだ俺は捕まったのだ、 なんて意識が鮮明になるには時間はかからず軽く顔を顰めた
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不安そうな顔でそう問われる。 想像はできるものの、 口から簡単に出る言葉ではなく 俺はぽつりと呟いた
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俺らからしたら不快で、大嫌いな声が響く。 其奴の声はいつも弾むようで、 元気な声色だ 。 それがとてつもなく鼻につく。
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冷たい視線を其奴に向ける。 この男は… 「ニキ」 。 この国の王子で 今は国のトップ。 俺が最も 殺したかった 人間
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意味がわからない。死ぬ以外の選択肢など とうに消えているだろう、 なんて困惑は飲み込み 。 薄ら細められ、笑っている其奴の目と目が合えば 、 逸らしはせず ゴミを見るような目を飛ばし
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がちゃん。扉が開かれ 俺は腕を掴まれた 。
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ばちんっ、と 王子の腕を叩き落としては 其奴の雰囲気が少し重くなった
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まるで玩具でも扱うかのように俺の頬に手を振るい、 痛みで 反抗も出来なくなった俺を 、まるで物語の綺麗な王子様のように 抱えて 。
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連れていかれる彼の手を掴もうとするが 、 扉を閉められた。そうだ、 王子は元からせんせーのことが気にっていたようだったし。 俺らだけで殺されてしまうのか
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聞き覚えのある声。 男のくせに甘ったるく 高めの声は、間違いなく彼奴の声で 。
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彼奴の名前は 「りぃちょ 」 王子の側近であり 友人。 俺が 刺した人物。
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情けないことに恐怖で足が竦む。 立ち上がれない 、 幸い りぃちょは 力がなく 俺を持ち上げることは出来ないだろう。 なんて甘い考え、 確かに持ち上げられはしなかった、
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ジャラ、 鎖付きの首輪が付けられ 。 ぐいっと 引っ張られる。 衝撃で俺は倒れ込み 、 引き摺られる。 硬い床を引き摺らては、激痛が走り 。
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必死に声を張る。 すると りぃちょは満足したように 口角をあげ 、
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と 鎖をつかんだまま 、 … 。 俺は部屋を出た 。
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不安で涙が押し上げてくる。 2人とも既にボロボロなのに痛めつけられて。 りぃちょのいった まちこりにもくる。なんて言葉が引っかかっている、
扉が開いたままでも到底逃げる気にはならず、 奥から 見覚えのある 女性が来ても 己の運命を悟るのみ、 。
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乾いた笑みを零すことしか出来ない。 ゆっくりと立ち上がり、 女性、 プリンセスの 「じゅうはち」の元へ向かった
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ついてこい、なんて言わんばかりに 彼女は後ろを向き 。 よかった、痛いことされない 。 なんて 安堵を胸に歩き始め 。
誰もいなくなった牢獄を 見るため 振り返るが 、 どうせ時期に 死ぬんだからと 直ぐに 前を向いた。