~短編~
''色彩''
赤side
青空な日のお昼
俺は空を見ながら頬杖をつく
赤
そんなことを呟いてると目の前に黄色の髪が現れる
黄
黄
赤
手首を持たれてひっぱられる
無言で歩く彼に俺は追いつくため足を早めた
着いた先は屋上
紫
桃
青
黄
橙
見慣れた5色の髪色
それぞれの個性があって
それぞれが自分にあった色を放つ
羨まし~なッ...
そんなことを考えているとチャイムが鳴った
黄
赤
軽く返事をして足を動かした
黄
聞きなれた声が頭の中に入ると同時に重い瞼を開ける
赤
黄
赤
今直ぐにでも寝てしまいたい
そんな気持ちに蓋を閉めて
いつものメンバーと一緒に各自の家へ歩きだした
家に着くと真っ先にベッドへ向かう
ベッドに飛び込んで少ししたら
体を天井へ向けた
毎日のように思う
自分はみんなと一緒にいていいのか
みんなにはそれぞれの個性があって色もある
それに比べて俺の中身は空っぽで無色
赤
誰にも俺の声は届かないまま静かに消える
それて俺はまた瞳を隠す
コメント
6件
最高☆☆
6人で居る時の青春感? みたいなの好き👍🏻🤍
個人的に赤くんが1番 個性的だと思う (主に見た目)