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私はいじめられている
バッシャーン(水を掛けられる)
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
赤♀
そう、私の母は亡くなった
飲酒運転の奴らにひき逃げをされたのだ。
そっから家庭は狂っていった
父親
ゴクゴク……
赤♀
赤♀
赤♀
赤♀
父親
お父さんはお母さんがいなくなったことがショックで毎日毎日お酒を飲んでいた
父親
父親
父親
赤♀
お酒を飲みながら、毎日毎日ひき逃げ犯を探しは殺そうとしていた
そんなお父さんを見て
私は止められなかった
自分の部屋に行くと
いつもぽつんとぬいぐるみが置いてある
それはお父さんとお母さんから16歳の誕生日で貰ったクマのぬいぐるみだ
これを見るとあの時の幸せを思い出してしまう
それが私にとっては
とても毒だった
赤!16歳の誕生日おめでとう!
赤も16歳か、時が経つのは早いなぁ
そんな赤にお父さんとお母さんからプレゼントよ!
はい!ぬいぐるみ!
可愛いでしょ!限定のクマのぬいぐるみ!
大切にしてね!
その時私はなんと言ったっけ
もう覚えてもいなかった
思い出している暇もなく
ブチブチ…ビリッ
私は人形を壊していた
そのおかげで部屋は綿まみれ
前まで可愛いかったぬいぐるみは
とてつもなく不細工だった
地獄が始まって数ヶ月
今日は生徒はなんにも知らされていない授業があった
桃
私の担任は桃先生
学校では優しくてかっこいいということですごく人気の高い先生だ
桃
赤さんの悪口を言う
桃
赤♀
背筋が凍った
あんな優しい先生がとてつもなく怖いことを言い出してきたからだ
私の悪口
意味がわからなかった
桃
そう言って先生はクマのぬいぐるみと針を持ってきた
桃
桃
何それっ…w
まぁいいんじゃね?wあいつに思う不満大量にあるしw
というか1本じゃあ足りないくらいよw
みんなは楽しそうにしていた
私はここに味方なんて居ないんだな、と思った
桃
桃
ザシュッ
桃
いじめっ子
いじめっ子
ザシュッ
いじめっ子
ザシュッ
どんどんとみんなが針を指していく
桃
桃
赤♀
ダッ
もう無理だった
嫌われていることはわかっていた
でも、こんな会を開かれ言われたらものすごく苦しくなる
私はそう思い逃げようとした
赤♀
桃
そう言って先生は針だらけになったクマのぬいぐるみを渡してきた
赤♀
赤♀
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
ビクッ(クラス全員
桃
桃
桃
桃
桃
桃
赤♀
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
赤♀
赤♀
私は全部が溢れ出した
とても嬉しかった
お母さん、聞いていますか?
あなたと会うのは
まだ先になりそうです
不細工 end