あなたの星の数

私はet キャバクラで働いている

私の目の中には星が一つある

この星は生まれた時からあるものだ

目の中に星があるものはキャバ嬢やホストとして働かされる

私もその一人だ いつも通りお金を稼いでいつも通り暮らす

正直言って私は普通の人になりたい 確かにキャバ嬢は稼ぐことができる

けど普通に働いて勉強して自分がなりたい職業になって暮らす

そんな暮らしを一度でいいからしてみたい

そう言って私はため息をついた

そうしていつも通り帰っていたところだ

ふと誰かが泣いている声が聞こえた

声が聞こえる方に向かってみると誰かがベンチに座って泣いていた

そう言いながら泣いている人がいた

その人は帽子を深く被っており目は見えなかった

見た感じ私と同い年くらいだった

私は心配になりその人に声をかけた

その人は目元を急いで拭いてから言った

私はその人が無理して笑っているように見えた

その人は一瞬ビクッとして愛想笑いを浮かべそんなことありませんよと言った

そしてしばらくお互いだまって気まずい雰囲気になった

そして私は口を開いた

私がその言葉を言った瞬間その人は決心したように口を開いた