貴方の好きな所。

一度疑問に思ってしまったら、もう頭から離れない。

鬱陶しいくらいに頭の中は、そればかりで…本当に、嫌になる。

数時間前in作業部屋（休憩中）

俺のスマホに映ったのは、いわゆるカップルチャンネルの切り抜き。お互いの好きな所を言い合っている、何ともまぁ微笑ましい場面。

…ふと、その動画を見た直後、りうらに突然告白された時の事を思い出した。

あの時はりうらの事をただの可愛い生意気な弟くらいにしか思っていなかった。

真剣な顔で俺の好きな所を語る彼。大好きだけじゃ飽き足らず、愛してるとまで口にして、俺の手の甲にキスだとかイケメンな事かましてきやがったりうら。普通に顔良くてビビったのを覚えている。

りうらは、俺の頑張っている所や沢山食べる所などを見ている内に、気付いたら好きになっていたと言っていた。…と、思う。

…それじゃあ、俺は？

俺は一体、彼の何処に惚れてしまったのだろう…

っていうのが数時間前の出来事。

やはり、記憶はいつまでも鮮明な訳ではない。いつかは色褪せていき、遂には完全に色を失う。

あの時の思い出は俺にとって、とても大切な時間だった。幸せな記憶。

…勿論、今も幸せ。

だから、

別に、悔しいとか俺のプライドが許さないとかじゃないし…りうらとの思い出を忘れたくないだけであって…👉🏻👈🏻

ぴっ

ぜんっぜん思い出せない！！！！！

なんだっけ…確かに顔は良いけど、惚れた時はもっと、内面的な所だった気が…

こんなに思い出せなくなるもんなのかな…

※夜

結局分かりませんでした。

もう無理だよ。考えんのも面倒くさくなってきたし、もういいや。諦める。

めっちゃ悔しいけど、もう無理。時間の無駄。あんなん考えるんだったら活動の事で頭の中いっぱいにするべきだった。

ぎゅー…

すり…

どさっ…

すりすり…

とん…（胸部）

ぱっ

〜かくかくしかじか〜

〜当時〜 （りうら告白した後の猛アタック期間）

ぎゅっ…

なでなで…

ちゅ…

〜end〜

全然この物語には関係ないですけど、本日ハロウィンなので、トリックオアトリートなので、

女体化注意⚠️

女体化初兎ちゃんでございます。

魔法使いです。リボンは相棒です。

このイラストの構図はトレス素材として世に発信されている物を使わせていただきました。

要はトレス素材を使ったという事です。太ももに一目惚れしました。把握よろしくお願いします。