新連載
「貴方になりたい」
❤︎
❤︎
et
rn
yan
yaet,uret,hret,jpet,mfet
yarnあり⭕️
et彡負けヒロイン設定💭
rn彡、少し最低設定
地雷の方回れ右↪︎
start
私には、好きな人がいる
いや、正式には“いた“という方が正しいだろう
私の好きな人は、親友に“奪われた“
yan
この人が、私の好きな人
赤城yan
私の幼馴染で、親友、水瀬rnの彼氏でもある
rn
このかわいい子が、rn
ぱっちりとした瞳に、さらさらの髪
世間で言えば「美少女」の分類に入る彼女は 明るく純粋なその性格でみんなを虜にしていた
yan
yanくんはバスケ部、rnは裁縫部
やる場所はそれこそ違うけれど、2人はいつも部室まで一緒に行っていた
昇降口へ行くまでの間に、裁縫部の部室があるからだろうけど…
rn
rnはにぱ、と笑いyanくんと教室を出て行った
教室を出ていく直前、2人が恋人繋ぎをしているのが見えてしまったが
それは見えないフリをした
et
それは数ヶ月前に遡る
それは10月
誕生日を終え、yanくんに誕生日プレゼントで貰ったハンドクリームを、 いじっていると、rnがyanくんを見て言った
rn
et
衝撃的だった
rnは鈍感で、恋愛的なことにもかなり疎いと思っていたのに
rn
et
誤魔化すのも嫌だったから、そう絞り出すように小声で言った
rn
rn
うっとりした目でrnがyanくんを見た
頬は赤く、yanくんを見るその目は心なしか熱っぽい
その時は気づかなかったけれど
きっとその時、rnはyanくんのことが好きになったんだと思う
それからだった
2人が付き合ったと知ったには
et
それはバスケの試合の日
前半が終わり、yanくんにタオルを渡そうと思い声をかけようとした
でも…そこには既にrnが居た
et
もぶ
もぶ
もぶ
ばきッ、と
何かが割れた気がした
…裏切られた
その時、照りつける太陽も
明るく笑う2人も
何もかもが眩しかった
そして今に至る
na
横でna彡が言った
na彡は高校で出来た私の友達
rnのことも、全部話している、心の許せる相手だ
na
na
et
na
na
et
あんまり笑えない
人の悪口言うことも聞くことも、あまり慣れていないからだと思う
na
na
スクールバックを持ってna彡が立ち上がった
na彡の家は定食屋を営んでいるから、そのお手伝いだろうか
et
ばたん、と扉が閉まり、足音が遠ざかっていく
…私もそろそろ帰ろうかな…
スクールバックを肩にかけ、教室から出る
廊下は夕焼け色に染まっていた
太陽が、眩しい
その時ふと、本を返していないことに気がついた
スクールバックに入った、お気に入りの小説
et
今日返そうと思ってスクールバックに入れたのだ
忘れなくてよかった ~…
図書館には、人がまばらに居た
勉強をしている人や、本を読んでいる人も様々
本を返したら、新しい本でも探して借りようか
そんな事を考えながら、カウンターに本を置く
et
そう言うと、机で作業していた紫の髪の男子が顔を上げた
眼鏡をかけていて、どことなく知的な雰囲気がする
mf
mf
その男子はぶっきらぼうに言い、また読んでいた本に目を移した
え、もう終わり⁉︎
カウンターの前で戸惑っていると、その男子がすっと睨んできたので、 逃げるようにそこから離れた
et
料理コーナーで目に止まったのは、【誰でも簡単!美味しいお菓子作り!】という本
何の気なしに取ってみると、本の表紙に 【これで好きな子も落としちゃえ‼︎】 とあり、慌てて本を落としそうになる
et
yanくんの誕生日も近いし、渡してみても、良いかも
…いや、でも彼女でもない人が渡すのもアレだし…
そして暫くそこで格闘したのち…
et
私は本を抱きかかえ、歩き出した
et
レシピ本をカウンターに置き、少し大きな声で言う
早く借りて帰りたい、そう思っていた
mf
手慣れた手付きでバーコードを読み取る男子
うずうずしながら待っていると、突然その男子が口を開いた
mf
et
突然の問いに驚き真っ赤になる
その男子は返答を待っているようで、私は赤くなりながら小さい声で言った
et
言い終わってから、自分は何を言っているのだろうかとまた赤くなった
もう早く帰りたい…
mf
男子が言った
et
mf
mf
et
どうしてこんな事を聞かれているのだろうか、と恥ずかしくなる
好きな人の事を聞かれるし、名前も聞かれるし
一体何なんだろう
mf
mf
et
何故か胸が、ドキドキしてしまった
episodes 0 終
主(おまめ)
主(おまめ)
主(おまめ)
主(おまめ)
主(おまめ)
主(おまめ)
et
rn
yan
na
mf