アオイ
あら先生顔色が悪いわよ。もしかして寝不足?
アオイ
またミレニアムの子と深夜までゲームしてたんじゃないわよね。
アオイ
生徒への教育に悪いし、先生の生活リズムが狂っちゃうと思うからやめた方がいいんじゃない?
“百鬼夜行で寝る修行の手伝いを” ▶“ツバキと寝る修行をしてた”
アオイ
えっツバキっていう百鬼夜行の子と一緒に寝た?
アオイ
まってそれはどういうことか説明して頂戴。
アオイ
生徒の規範である先生が、そんな如何わしい行為を生徒と行うのは断じてしちゃいけないと思うの。
“ただ一緒に寝ていただけだから” ▶“そのままの意味で寝ただけだから”
アオイ
ねぇ、そのままの意味ってどういうこと?
アオイ
もしかしてただ生徒と一緒にグースカ寝ていただけ?
“うん、ツバキのいう眠りの修行に付き合っていてね” ▶“ずっと腕枕してたからところどころ痛むんだよね”
アオイ
あら私の誤解みたいねごめんなさい。
アオイ
でも本当にそういう行為は控えた方が身のためと警告しておくわ。
アオイ
それと、ところどころ痛むんだったら湿布を貼ってもいいかしら?
アオイ
?たしかここの戸棚に医療箱があったと思うから、すこし待ってて頂戴。
▶“ちょっとソファで横になっているね” “いや、生徒に頼りきりでは駄目だ”
アオイ
普段はソファで仕事するのは不健全なことなんだけど、痛いっていうなら仕方ないわよね。
“(仕事はしなくちゃいけないんだね…)”
アオイ
ん、ほっ、取れた。
アオイ
ほら、痛むところがどこか早く言って。
アオイ
そうね、腕と、肩と、腹筋と、腰と…脚…。
アオイ
…。ねぇ、先生。
アオイ
いや、やっぱりいいわ。
アオイ
ほら、さっさと服脱いで。
“ちょっと待った” ▶“下は私がやるね“
アオイ
当たり前じゃない。というか、脚に湿布て貼っていいものだっけ?いや、考えるのはやめましょう。
アオイ
あ、ごめんなさい、期限切れだけどいいかしら?