アオイ
あっ、もう12時ね。ごはんはどうする?作れる?

“なに作ればいい?”
▶“手伝うくらいなら何とか”
アオイ
そう、じゃあ手伝ってもらうわね。

アオイ
えーと冷蔵庫は…。って、麺類しかないじゃない。

アオイ
それに野菜もあんまりないし、もう少し食には気を使った方がいいんじゃない?

アオイ
あなたはシャーレの先生なんだから、不健康になると私含めて生徒たちが心配するし、色んなところに被害が飛び火するわよ。

”いつもコンビニ弁当でね“
▶“作ってくれる人があまりね…”
アオイ
え、いつもコンビニ弁当?外食?ゲヘナにわざわざ行ってる?…。いや、なんでもないわ。

アオイ
うん、パスタでいい?味は、カルボナーラ。分かったわ。

アオイ
それと、私が作ってる間になにか簡単なサラダ作ってちょうだい。

アオイ
賞味期限がもうすぐきれる冷凍えだまめがあったから、それ使ってくれると助かるわ。

アオイ
先生、冷蔵庫の1番上にある粉チーズとってくれる?

アオイ
うん、ありがとう。

アオイ
え?ところで鍋は使わないのかって?時短よ。リンちゃんに早くごはんを届けなきゃいけないもの。

▶“だから3束使ってたんだ”
”アオイは優しいんだね“
アオイ
まあね。先生からの差し入れと言ったら、多分喜ぶんじゃないかって。

アオイ
…そんなこと言ってたら出来たみたいね。

アオイ
できたみたいね。じゃあ私はリンちゃんのところへ行くから、先に食べておいて構わないわ。

アオイ
ちょっと何撫でるの、普通にセクハラよ?ヴァルキューレに言いつけるわよ。
