~解説~ 1.ピアノ教室
~~~~~~~~
宇宙の新しい説が注目を集め始めました
簡単に言うと世界は薄い膜が沢山重なっていて
私たちがいる世界はその膜の1枚だと言うものです
隣合った膜には似たような世界が広がっていて
同じようだけど少しだけ違っているといいます
この世界の黄くんは絶好調だけど
1枚上の膜の世界の黄くんは突き指しているとか
膜が離れれば離れるほど様子がかわっていき
離れたところの黄くんはピアノではなく料理を習っていたり
膜はいつも少し揺れています
普段隣合った膜が重なることはないのですが
ごくまれにどこかの地点で膜と膜がくっついちゃうことがあります
すると別の世界の出来事が交ざってごっちゃになってしまいます
この世の超常現象はそれが原因ではないかと言われています
人が居なくなる。
記憶が無くなる。
ある日突然別人のようになる。
そうでなくても宇宙人、幽霊、怪物など
隣の膜の現象がうっかりこの世に来てしまうことも
最初、黄くんは先生と会話が噛み合わなくておかしいなと思っていましたが
気づけば自分いつの間にかピアノじゃなくてパンを焼く話をしていました
さらには先生が演劇の話をしてるのに黄くんは空手大会の優勝を目指しています
そう、このピアノ教室の中で別の膜がくっついてしまい
似ているけど違う黄くん、似ているけど違う青先生が交ざってしまってたんです
膜がくっつく理由は重力とも言われています
黄くんは頭や身体が重いと感じていました
それがふと消えた時、元のピアノ教室の黄くんに戻りました
もし重いままだったらこの後
いつの間にか黄くんは犬になっていて
飼い主の先生と一緒に散歩していたりするかもしれません
そうならない可能性はゼロではありません
あの話の世界も同じです
可能性は無限で
なんでもありで
なんでも起こっていいのです
~~~~~~~~~
ここではそういう不思議な出来事や
ちょっとしたすれ違い
そのほか奇妙なお話をたくさん集めています
みなさんもこれから先に続くお話を
「実はこうかも」「こうなったら面白い」
とあれこれ想像しながら楽しんでください
コメント
3件
あらどういうことでしょう 全く意味がわかりませんわw