機械も星も腐り落ちていくように、 人間もまた腐り落ちる運命だ
そして自然へ帰り、終わる
普通はそうだ そう、"普通なら"
それは非日常であり、日常的だ
…私達は日常としか認識できない
だって、何も知らなかったから 教えられてないから
からっぽだから
何も知らなかったころは、 好奇心からだったのかもしれない
いや、心のどこかで物足りないの感じていたのだろう
無くした小さいものはすぐに見つからない
ピースがそもそも手元に無かった
見つけたピースを当てはめるのにも時間はかかった
まるで、ミルクパズルのようだった
それでも終わりは訪れなかった
終わりの寸前を繰り返しているようだった
そんな中集めて、やっとあと一つまできたんだ
どれだけ探しても見つからないなら私がヒントになればいい
寧緒
………
…嗚呼、
寧緒
…センセイ
いっそのこと
寧緒
聞きたいことがあるんですが、いいですか?
これを終わらせる何かがくればいいのに