ー次の日の朝ー

私はこのふんわりと落ち着ける

和也くんとの時間が

密かに好きだった

りおと和也は席も隣で

笑顔が似合う2人だった

窓を開けると

ひんやりとした風が肌に当たる

戻ってきて席に座ると

また視線を感じた

すると

その視線を妨げるように

謙杜くんが来てくれた

その日から

視線を感じた時は

謙杜くんと和也くんが守ってくれた

先生も相談に乗ってくれて

今までで1番楽しい 学校生活が送れている

そう思っていた

ある日の放課後

和也より先に誘えた〜😆

今日もまた誘ってくれた

そう言って隣を通り過ぎた

何をするかなんてもう分かっていた

告白

俺はとにかく後悔した

みっちーがりおに好意を抱いていた

そんな事は薄々勘付いていた

分かっていたのに…、。

謙杜の顔はみるみる赤くなっていった

歩いている途中も

隣にいる謙杜はソワソワしていて

落ち着いた様子は一切なかった

詳しくは分からないけれど

道枝くんはグループの中でも 人気があるらしくて

こんな状況、緊張しかしなかった

何だか特別感を感じられて嬉しかった

友達が出来て嬉しかった

顔を赤くしてそう言うりおが

可愛すぎて仕方がなかった

そう言い残してその場を去っていった

今の時間は

ただ恥ずかしかったけど

…嬉しかった、。