テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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王子様とオレ

第3話 - 王子だから

116

2023年11月22日

#冬彰

#BL

#腐ろせか

#王子パロ？

ふか

彰人

ちっす

ふか

おはこんばんにちは！

冬弥

ども…第二話だ

彰人

俺の口調違うかも

ふか

闇冬
モブ冬表現あり
神代さん登場
それでも良い方はどうぞ。

ふか

冬彰要素はほぼないかな。

ふか

間違えて下書きを投稿してしまい申し訳ありません！書き直して正式なもの（？）を投稿しました！

彰人

ん、んん

彰人

よく眠れた…

彰人

こんなに寝たの久しぶりだな。いつもは寒くてなかなか眠れてなかったし

彰人

ごはん…

彰人

ｼｬｸｼｬｸ

彰人

今は一口で我慢しなきゃ

彰人

王子、今日もくるんだっけ…待ってよう

冬弥

おはよう

騎士団長

おはようございます

メイド

おはようございます

冬弥

食事は？

メイド

できております

冬弥

いただきます

食べ終わり

冬弥

ごちそうさま

冬弥

さて、今日も行くか（（ﾎﾞｿｯ

ﾄｺﾄｺ

騎士団長

お待ち下さい

冬弥

………………

騎士団長

今日も行かれるのですか？

冬弥

いや、今日は行かない

騎士団長

そうてすか。なら早速稽古に

冬弥

っ！？

冬弥

（いつもそうだ。稽古稽古稽古うるさい…くそ、逃げ出すか。）

冬弥

腹の中がまだ消化していない。しばらくまて

騎士団長

かしこまりました

冬弥

さて、部屋に行くか

ﾄｺﾄｺ　ｶﾞﾁｬ

冬弥

さて、変装でもして出かけに行くか

ガサゴソ

冬弥

こんな感じでいいか。あとは声色だな。口調も変えなければ。あと名前も

冬弥

あー、あー、こんな感じで名前はレンって名乗ろう。口調は明るめに行くか

冬弥

彰人は、びっくりするだろ……するかな。今のうちに少しでも練習しておかないと！

冬弥

（違和感がすごいな…）

冬弥

いくか。

ｶﾞﾁｬ

冬弥

（なんとかここまで来れた…）

騎士団長

ちょっと止まれ

冬弥

なん…どうしたの？

騎士団長

お前いま、城から出てきたな

冬弥

うん。そうだね

騎士団長

名はなんという？

冬弥

レンだよ。鏡音

騎士団長

鏡音レン…なぜ城に入っていた？

冬弥

王子から頼まれてね。

騎士団長

そうか。では要件は済んだのだな。気を付けて帰れよ

冬弥

ありがとう！またね！

冬弥

（違和感がすごいな…）『２回目』

ﾄｺﾄｺ

冬弥

やはり、彰人の家までとなるとかなり疲れるな。城から遠い…

冬弥

お〜い？

彰人

あ！はい！

彰人

って、誰!?

冬弥

安心しろ。

冬弥

冬弥だ。

彰人

ああ、変装して来られたのですね。

彰人

（本当に来たじゃん…）

冬弥

そうだな。

彰人

城はいいのですか？

冬弥

別に。戻りたくないからな。

彰人

騎士団長様がお怒りになられるかと…

冬弥

まあいい。

彰人

いいのか…

冬弥

あと、食料持ってきたぞ

冬弥

朝ごはんはちゃんと食べたのか？

彰人

え！昨日に続き、いいのですか？

冬弥

問題ない

彰人

ありがとうございます！実は朝ごはんはあまり食べていなくて…

冬弥

食べ物なら毎日持ってきてやるのに。心配いらないんだぞ

彰人

わかりました。でももし、このことが騎士団長様にバレたら…って、外出の許可くらい頂いていますよね。すみません

冬弥

いや、外出の許可などもらっていないが？

彰人

え？じゃあ…

冬弥

そろそろ騎士団が探しにやってくるな。
ここの家にも来るかもしれない。

カーンカーン！

彰人

城の鐘！？

冬弥

探しに来るな…

彰人

いつのまに変装してる…

騎士

すみません、誰かいますか？

冬弥

出てくれないか？

彰人

あ、はい。

彰人

どうかなさいましたか？

騎士

実は冬弥王子が、城にいなくて

彰人

そうなのですか！？それは大変…

騎士

冬弥王子や、それに似た人物を見ていませんか？

彰人

えっと、見てないですね。オレは朝から外にいたんですけど、見ませんでした。

騎士

そうですか。ご協力感謝します

彰人

いえ、力になれることがあればいつでも言ってください。

ﾀｯﾀｯﾀｯ

彰人

行きましたよ。

冬弥

そうか。ふう、疲れるな

彰人

っていうか、いつになったら城に戻られるのですか？

冬弥

戻りたくないのが本心だな

彰人

そうですか。

冬弥

俺もそう長くはここにはいられないからな。あ、そうだ。洋服

彰人

え、服？

冬弥

ああ、お前にあうであろう服を持ってきたぞ

彰人

そこまでしていただなくても大丈夫ですよ！『ひらがな見づらいかも』

冬弥

とにかく、着てみてくれ

彰人

あ、はい。

彰人

どう…ですか？

冬弥

うん、似合っているぞ

彰人

ありがとうございます//

冬弥

（照れてるのか。こんな一面もあるのだな）

彰人

（何オレ顔赤らめてるの！？余計恥ずかしいじゃん！）

冬弥

さて、今は何時だ？『腕時計確認』

冬弥

１１時か

彰人

そろそろ戻られたほうがいいのでは…

冬弥

そうだな。はあ…ちょっといいか？

彰人

え？

冬弥

いいから、こっちにこい

彰人

はい…

彰人

（何されるんだろう）

ｷﾞｭｳｳｳｳ！

彰人

え！？冬弥様！？

冬弥

はあ、回復する

彰人

ちょ、おやめください！汚れてしまいます！

冬弥

別にお前の汚れなら汚れじゃない（？）

彰人

ありがとうございます（？）

冬弥

あと、名前は？

彰人

あ、まだでしたね。オレは東雲彰人と申します

冬弥

彰人か。イイ名だな。

彰人

ありがとうございます

冬弥

それじゃあ

冬弥

俺は行くな。ちゃんと食べるんだぞ。

彰人

はい！

冬弥

では。ﾋﾟｰ（口笛）

ヒヒーン

彰人

いつ見てもすごい…

冬弥

またな

ﾊﾟｶﾗﾊﾟｶﾗ

彰人

お気をつけて！

冬弥

ﾆｺｯ

彰人

あっ…

彰人

（なんだろう。この胸がキュンとする感じ…）

冬弥

……………

騎士団長

冬弥王子！

冬弥

……………

騎士団長

お待ち下さい！一体どちらへ？

冬弥

お前には関係ない

騎士団長

あの、レンというやつにもっと聞いておくべきだった…

冬弥

お前、レンを知っているのか？

冬弥

（なんとなく自作自演しよ…）

騎士団長

はい、あなたのご知り合いと伺っております。それよりどこへ！？

冬弥

うるさい

騎士団長

うるさいじゃないです！我々はあなたを守りたいのです！

冬弥

っ…

騎士団長

あなたはこの国の王子！だからこそーー

冬弥

ﾁｯ

ﾀｯﾀｯ　ｶﾞｼｯ

冬弥

離せ！

騎士団長

無理です

冬弥

逆らうのか！？

騎士団長

あなたのためです！

冬弥

うるさい！

騎士団長

すみません

ﾄﾞｺｯ!

冬弥

ゔっ…

ﾊﾟﾀﾘ

冬弥

…………ん

騎士団長

おや、お目覚めですか？

冬弥

っ！？ここは！？

騎士団長

私の部屋です

冬弥

こんなことして許されると思うな！

騎士団長

これはあなたのためです

冬弥

ﾁｯ

ｶﾁｬｶﾁｬ

冬弥

え？

冬弥

くそ！やめろ！今すぐ開放しなければ、お前を追放する！

騎士団長

……………

騎士団長

そっか

冬弥

っ！？

冬弥

（なんだ？雰囲気が変わった…？）

騎士団長

王子は、悪い子なんですね。

冬弥

え………やめろ

騎士団長

そんなんで、この国を守る？

冬弥

やめろ…………

騎士団長

ふざけたもんじゃない

冬弥

やめろやめろやめろやめろ

幼少期

冬弥母（女王）

冬弥はきっと、とてもいい子になるわ

春道（王）

そうだな

いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子

冬弥

いい子になるね。お父様、お母様

冬弥

いた。お父様、お母様！

冬弥母（女王）

あら、どうしたの？

冬弥

テストで１００点取りました！

春道（王）

おう、合計点はいくらなんだ？

冬弥

５００点中485点でした。学年１位です

冬弥母（女王）

あら！いい子ねえ！

春道（王）

ああ、いい子だ。

冬弥

いい子………うん！いい子でしょ！

冬弥母（女王）

ええ。

春道（王）

ああ。

騎士団長

昔のようにいい子になれないのです？

冬弥

やめろやめろやめろやめろやめろやめろ

騎士団長

悪い子だ。

冬弥

ああ……あ…………ああああ

ﾊﾞﾝ!（ドアが思い切り開く）

類

青柳くん！

冬弥

神代……さん

類

青柳くんに何をした？

騎士団長

しつけと言ったところでしょうかね

類

っ！

冬弥

悪い子悪い子悪い子悪い子

類

青柳くん……

類

許さない

ｻﾞｼｭ

騎士団長

私の腕を舐められちゃ困ります

類

ﾊﾞﾝｯ！ﾊﾞﾝｯ！

騎士団長

ふふ、余裕でかわせますよ。

類

ざんね～ん。本物の僕はこっち♡

騎士団長

なっ！

ﾊﾞﾝｯ！

類

うん、死んだね

類

青柳くん、大丈夫かい？

冬弥

俺は…俺は…

類

落ち着いて？深呼吸して

冬弥

はー、はー

冬弥

………………

冬弥

すみません、ありがとうございます。

類

よかった。大丈夫かい？しばらく君の部屋で休んでいたらどうだい？

冬弥

そうします

類

部屋まで付き添うよ

冬弥

ありがとう…ございます…

フラっ

類

青柳くん！

冬弥

うゔ…

類

抱っこするよ

類

ふう

冬弥

……………ﾊﾟﾁｯ

冬弥

神代…さん

類

おや、お目覚めかい？

冬弥

すみません…ありがとうございます

類

青柳くん、もし君がよかったら何だけど

冬弥

はい？俺にできることがあれば

類

君は昨日から何だか様子がおかしいよ。城の外に出ることが多くなった。
それも護衛をつけずに

類

もちろん、答えたくなければ大丈夫だよ

冬弥

いえ、神代さんになら。

類

そうかい。ありがとうね

冬弥

はい。実は

カクカクシカジカ

類

なるほどね。その貧乏な人を助けたい思いでか…その子は君が王子だってことは知っているのかい？

冬弥

はい。

類

どうして、その子を把握したんだい？

冬弥

食料が一回だけその子に盗まれて…でも、その子を捕らえる気にはならなかったんです

類

そうかい。王子として誇り高いよ

冬弥

でも俺は…

類

青柳くん？

冬弥

は、はい

類

君は何か大きな勘違いをしているみたいだ

冬弥

勘違い？

類

ああ。君は『王子』であるがゆえに『完璧』でなければならないと思っているね

冬弥

え？

類

大丈夫だよ。人間誰しも愚かなところはある。僕だってそうだよ。

冬弥

あ…

類

だから、君がその子を守りたいと思って城から抜け出すのは、僕は悪いことではないと思うんだ。

類

大丈夫。君は何も悪くない。むしろ、そうやって国民一人一人を見てあげるその心と目が今までの王にも王子にもなかった。君はこの国の王子として誇りに思う

冬弥

ありがとうございます（（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

類

ふふ。じゃあ、頑張ってね。あ、そうだ。その子のことは城の皆には言うのかい？

冬弥

あ…今現在では言わないです

類

そうかい。じゃあ回復したらまた外に出るといいさ。

類

変装してね

冬弥

え？

類

じゃあね

ｶﾞﾁｬ

冬弥

変装して街に行ってるのバレてたのか。やはり神代さんは鋭いな

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