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晶哉Side
ある日
俺の父は再婚した
母親と姉ができて
俺は嬉しかった
しかし、それは崩れた……
俺の父が……
急に暴力を振るうようになったんだ……
俺は……
ただただ怖かった……
怯えることしかできなかった……
俺は父から逃げたかった……
そんな時……
事件が起きた……
せっかくできた母親が死んだんだ……
俺の父によって殺されたんだ……
俺は、その場に 突っ立ってる事しかできなかった……
俺、死ぬんだ……
そう思っていた時……
お姉ちゃんが 俺の手を掴んで家から出たんだ……
お姉ちゃんの手は震えていた……
でも力強かった……
暖かった……
俺らは、ただただ助けを求める為に
警察署まで走り続けた
警察官が言ったのと同時に気づいた
お姉ちゃんの 足から血が出ていることを……
俺、何も気づいてあげられなかった……
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