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ないちゃぁぁぁぁん、戻ってこーい。 (続き楽しみにしています。
『___ばーか♡』
『この__は、俺が__♡』
誰の声、、?
『とっても__いいね、♡』
『しかも__が強いし♡』
体、、動かない、、
『本当に、、♡』
『最高だね♡』
パチッ
ないこ
ないこ
鎖のように重かったまぶたを上げる
シャンシャンッ
ないこ
目の前に現れたのは桃色の稲妻
これは、俺が悪霊を祓うときに使う
言わば、魔力みたいなもの
俺、何してんの、?
ないこ
手、、、いや体が勝手に動く
自分の意思では動かせない
まるで、体が乗っ取られたかのように
ポタッ、、、
俺の頬に雫が落ちてくる
ないこ
ないこ
ゆっくりと上を見上げる
ないこ
腕、、、?
しかも、人、、の、
ないこ
目を疑った
俺が腕、、を、、ッ
ないこ
ないこ
言うことを聞かない身体を必死に動かして皆の姿を探す
ないこ
ないこ
歩いてる途中で見つけた血の痕跡
ないこ
ないこ
ないこ
必死に自分の体に抗ってたどり着いた場所
そこは最近できたばかりの公園
たどった先にあったのは懐かしの遊具
コンクリートマウンテン
ないこ
遊具の中を覗いてみる
ないこ
りうら
目の前には震えたりうらの姿
ないこ
右腕には深い傷
ないこ
りうら
ないこ
ほとけ
初兎
りうらを守るかのように立つほとけっちと初兎ちゃん
皆、どうしちゃったの、?
ほとけ
少し涙目でほとけっちにそう吐き捨てられる
ないこ
りうら
りうら
あんな、、こと、?
ないこ
初兎
とぼけてなんかないよ、?
ほとけ
初兎
何、、それ、、ッ
意味分かんない、、ッ
ないこ
りうら
ないこ
信じてくれないのかな、、
なんでかな、、
『いいぞ___』
『もっと闇に飲まれて__』
『俺達の体に、ッ!!』
誰の、、声、?
さっきのと一緒、、
『お前の体を使って、、ッ!』
『地縛霊の気持ちなんか分かってもらえない、、ッ!』
『それならいっそ、人間の体でッ、、!』
ほとけ
ほとけ
それはこっちのセリフだよ
なんで、信じてくれないの
『お前の仲間を傷つけて、ッ!』
『居場所をなくしてやるッ!』
『声をかけても誰も振り返ってはくれなかった、』
『孤独だった俺達の気持ちを、、、ッ』
『おもいしれッ!』
ズキズキ
頭、、、痛い
初兎
見損なった、、?
『今だ、、ッ』
『今なら乗っ取れる、、ッ』
乗っ取る、、?
『君の、ないこくんの身体を貸してくれ、、ッ』
『俺達が復讐してやるから、、ッ!』
ないこ
りうら
『君の気持ちも体も全部全部俺達に委ねてくれ、、ッ』
『さっきは、乗っ取りの途中でないこくんが自我を取り戻してしまったから、、ッ』
『今度なら、いける、、ッ』
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
『あぁ、もちろんだ!』
初兎
ないこ
『ほんとうだなッ?』
『もう自我を取り戻そうとするなよ、、?』
ないこ
『お!お前がばかで良かったぜ♡』
『それじゃ早速、暴れるとしますか♡』